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2016年10月3日月曜日

『本晨寺通信』 平成28年10月号

今日からガリガリに集中して「幕末維新の仏教改革者 長松清風展」の展示準備ご奉公を進めます。


昨日の北陸新幹線の中は眠らないようにするのが大変でした。


長野でのご奉公が始まって10年以上たちますが、本当に近くなりました。北陸新幹線が開通してからは、もうあっという間です。


大宮の次が長野という驚き。ちょっとでも居眠りしてしまったら大変。気づいたら金沢なんてことがあるかもしれません。


長野駅に着いたら快晴。本当に清々しいお天気となりました。


本晨寺では、高祖会の奉修と、本晨寺と妙深寺長野別院との第一回の話し合いをさせていただきました。


たくさんのご意見をいただき、ありがたいです。ご信者の皆さまからいただくご意見は貴重なもので、しっかりとお聞きして、困難なご奉公を進めてゆきたいと思います。


ウルトラCも、お互いにご信心を第一に、皆さんとだったら出来るはず。


『本晨寺通信』の平成28年10月号には率直な気持ちを書かせていただきました。


異体同心。自他彼此という立場や境界を超えて、ご奉公させていただきましょうー。


本晨寺の高祖会、安藤事務局長から佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃の四誓願、現時点で全て成就させていただき、御礼の奉告言上もいただきました。ありがたいです。


来年の春、慶讃本山法要へのお参詣まで、さらに、さらに、お祝いのお供えが出来るように、ご弘通ご奉公を進めて参りましょう。


婦人会さんの手づくりのご供養をはじめ、たくさんのお参詣、ご奉公をいただき、ありがとうございました。


『本晨寺通信』 平成28年10月号


「ありがとうございます。


今月は冒頭に本晨寺の高祖会、本山宥清寺でも横浜の妙深寺でも御会式(高祖会)が奉修されます。


同時に本山ではこの高祖会に併せて佛立開導日扇聖人ご生誕二百年慶讃本山法要が奉修される予定です。いよいよ数カ年にわたる開導聖人ご生誕二百年のご奉公もクライマックスに近づいて参りました。


本晨寺にとっては、井上御導師から私への住職交替があり、本晨寺と妙深寺長野別院の合流を目指し、まさに新生・本晨寺としての再出発に向かう一つの大きな節目、第一幕のクライマックスを迎えようとしています。


このご奉公は住職や住職代行の行政や事務のご奉公だけで成就するものではありません。本晨寺の皆さまの、ご信心、ご奉公が不可欠です。どうか、この点をご理解いただきますよう伏してお願い申し上げます。


妙深寺長野別院には本晨寺を知らない方が半数以上おられます。以前本晨寺に所属しておられた方々が最前線で懸命にご奉公くださったおかげで、ご弘通が進展して参りました。いろいろな経緯、困難も進展もあり、何度も共に涙を流して今日を迎えました。


合流を目前に控え、本晨寺の皆さまが単に「戻って来た」という受け止め方では決してご奉公は成就いたしません。日謙上人や長野別院の方々のお気持ちやこれまでのご奉公を知っていただければ、そのような単純なことではないと分かっていただけるはずです。


真っ白な気持ちでお互いが手に手を取ることの出来るように心から念願して止みません。


住職就任以来、法城を護持するため、改修や営繕などのご奉公に追われて参りました。現在も本堂の屋根に雨漏りがあり、大規模な改修工事が必要と診断されています。


妙深寺初代日博上人は「境内の土がご信者方の姿で見えなくなったら建物を建てよ」とお教えになられていました。建てることより護持することは難しく、ご弘通できなければ荒廃は目に見えています。異体同心の下で、ご信心を第一にしたご奉公が欠かせません。


築地市場の豊洲移転問題や東京五輪に関連する混乱は、未来の子どもたちに負の遺産を押しつける無責任極まりない愚かな実例です。


新しい出発の時を迎えようとしております。


私は信濃の人間ではありませんが、武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀」はつくづく至言であると感服しています。


佛立寺院の真髄は、本物の佛立信心を実践するご信者の存在です。


新生・本晨寺の宝物は皆さんです。」

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