ページ

2017年9月5日火曜日

「大丈夫。アホになりなさい。」

ものすごいスケジュール(笑)。


昨日は京都佛立ミュージアムの会議、今日は梶本ご講尊の本葬儀に、分不相応ではありますが、長松家の者として出座をさせていただきました。


梶本ご講尊は麩屋町の法宅、現在の長松寺でお生れになりました。95年も前に。私は南座の裏にあった安田病院で生まれましたが、私の父もその姉妹も麩屋町で生まれています。


ご遺影を拝見しながら、一つの時代が終わろうとしていることを実感しました。本当に。


純子さんがテッシュにパッと描いてくれたご講尊の絵。


最期に臨み、清還師たちにこの言葉を遺されたとのこと。


「大丈夫。アホになりなさい。」


深いお言葉です。


私の目の前に置かれていたので、御題目をお唱えしながら、このお言葉を噛みしめていました。


「さとれるを さとらずといい さとらざる 人をさとるといふ宗旨なり」


智慧・才覚も無益なり。


アホになることの大事を忘れてはいけない。


かしこのようなアホではなく、アホのようなかしこになれ。


法華経修行の真髄であります。


アホが少なくなりました。かしこのようなアホが増えました。きっと、そういうことなのだと思います。


アホで、いいです。大丈夫。


ご弘通、お給仕、ご奉公。


誰がなんと言おうと、精一杯させてもらおう。


「デクノボーといわれ」ても、「ホメラレモセズ」「クニモサレズ」とも「サウイフモノニ」「ワタシハナリタイ」が僕たちの目標。


次の時代を始めましょう。


そして、いま、新幹線です(汗)。


今夜、大事な大事な予定があり、東京に戻ります。


明日、総局会議があるので、それまでに京都に帰ってきます。


深呼吸ー。

0 件のコメント:

コメントを投稿