11月14日から21日まで、ネパールへの団参。
無事にカトマンズまで到着いたしました。
部屋に入り、一人になり、涙が出てきます。
南無妙法蓮華経ー。
日本から、ブラジルから、スリランカから、ずっと以前からしていた約束のようにネパールへお越しくださった皆さま。
今回は旭くんのお父さま、小原ご住職もご参加くださっています。
2年前からすれば、思いも寄らなかった、想像すらしていなかった、出来なかった、今日です。
ここに、福岡御導師がいてくださり、法深寺の清水御導師がいてくださり、ブラジルの高崎御導師、コレイア御導師、清康師、清顕師、スリランカの良潤師、ネパールでご奉公してくれていた清行師、淳慶師がいてくれること。
母も、瓜生さんも、いてくださる。
ずっとご奉公してくれていた黒崎とし子さん、水野龍さんの孫・ジョナサン、森岡鉄夫さん、HBSネパールのみんな。
生と死の境界、このつかの間の一生の中で、これほど尊い時間を与えてくださったことに感謝しなければ、何に感謝したらいいか。
旭が亡くなって2年。
そのことの深さをご両親やご家族以上に分かる人はいません。
わが子の愛しさは分かっても、他の人の子の愛しさは分からないのが人間というものだけど、浮かぶ雲のようにすぐ散っては消える感情などではなく、僕の全人生をかけて彼の生命と死を受け止めたいと思ってきました。
なぜだろうと思ったことなんて、数えきれないほどありました。
自問自答を繰り返して、それでも前に進んで、今ここにいます。
世界中の、これほどまでの皆さんの気持ちを、旭、受け止めてくれ。
明日、何があるか分からない人生。
道でつまづいて、亡くなる方もたくさんおられる。
命を最大化できる道がある。
君は永遠の命の中にいる。
今夜はカトマンズに泊まり、明日スンカニ村に向かいます。
40人の大団参となりました。
ただただ、感謝しかありません。
僕も、生と死が真近に迫るこの国で、残された命を最大化できるように、永遠の命の営みの中に入れるように、ご奉公させていただきたいと思います。
11月16日は、小原旭くんの三回忌です。
そして、ネパールで広がり続ける生きた仏教がターニングポイントを迎えます。
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