巨大な台風の間隙を縫って、北海道へ向かいます。
異常な台風の進路。その先にある被災地が心配です。
万全の対策や備えをしてもなお、猛威を振るう大自然の前では祈るしか出来ません。
とにかく、被害が最小限度に収まりますことを、心から祈念しています。
相次ぐ激甚災害は明らかに人類が放出している熱エネルギーの影響を受けたものです。
人類が自然界に与えているインパクトは、小惑星の衝突と同じ規模であり、熱エネルギーで言えば広島型原子力爆弾の40発分に匹敵しています。
しかも、それは拡大、増大し続けている。
「そんなことない。地球温暖化などない。それらはフェイクニュースだ。化石燃料ももっと使って大丈夫。人間ファースト!」
そう強弁する権力者の方がいるので、一般人の私たちも迷ってしまいます。
そこで、京都佛立ミュージアムの次回展示は、元米国副大統領でもあるアル・ゴア氏の著書『不都合な真実』を元にした展示をさせていただきたいと思います。
これを実現できないか、先日来ずっと手探りのお願いを続けてきました。
昨日、その可能性をお聞きするため、表参道駅で初めて編集者の方とお目にかかり、打ち合わせをさせていただきました。
結論から言えば、あらゆる課題をクリアして、開催させていただけると思います。
子どもたちから借りている地球。その現在と未来を、正しく知り、みんなで考え、みんなで行動を起こしたいと思います。
昨日、またまたミラクルが起こりました。
これまで10年間アル・ゴア氏の著書を刊行されてきた編集者の方に京都佛立ミュージアムの図録をご覧いただいていました。
「維新外伝」の図録の中に小美濃先生の名前があり、なんと編集者の方は小美濃先生をよくご存知で、かの『坂本龍馬大鑑』の編集に携わっておられたとのこと。
私がいつも小美濃先生と待ち合わせをする武蔵野駅前のカフェもご存知でした。
さらに、さらに、打ち合わせをしていたその場所に、小美濃先生の『坂本龍馬大鑑』をお持ちになっていたのです(汗)。
これは、ありえないー。
大型本ですし、昨年の11月の発刊で、今日は別の打ち合わせでお持ちになっていたとのこと(汗)。
本当に、有難い御縁に囲まれて、道が開き、ご奉公させていただいているということを、重ねて実感いたしました。
今年の秋か、来年の春になるか分かりませんが、じっくり準備を進めさせていただきます。
京都佛立ミュージアム「不都合な真実展(仮)」併催「仏教徒が知るべき地球と環境展(仮)」の開催に向けて、がんばりますー。
夕方、100万人のクラシックライブ、財団オフィスオープンデーに行かせていただきました。
サンマリノまで来てくださった蓑田代表、スージー奥さま(涙)。
夢のような時間でした。
100万人のクラシックライブは、人類の至宝であるクラシックを通じて、クラシック音楽の再発見、演奏家の支援、コミュニティの再生など、社会を明るく元気にする尊い理念があります。
今年はすでに200回に迫るコンサートを実施し、延1万人の方々が参加してくださっています。
このコンサートを開催することで、その場所が再生する、そこに集う人びとが元気になる、演奏してくださる演奏家の方々もお喜びくださる。
コンビニエンスストアよりも多いお寺の半数近くが実は「廃寺」の危機にあると言われています。
100万人のクラシックライブは、その再生に有効なスーパーコンテンツだと確信しています。
なぜなら、主催者の負担を限りなく軽減してくださっているから。
この活動のさらなる広がりを心から願っています。
それにしても、昨夜のオープンデーは凄かったです(笑)。
特に、JT会長の丹呉さまに、在バチカン日本国大使館でお名前が出て、中村大使とお話ししていたんですー、と直接お伝えすることが出来ました(笑)。
考えられない御縁ですが、丹呉さまと私が遠い親戚だったことを丹呉さまが教えてくださった驚愕の事件(笑)をお伝えし、中村大使からも丹呉さまが5月にイタリアまで来られていたことなどをお聞きしました(汗)。
蓑田さんを通じて、上智大学の高祖先生、中村大使、そして丹呉さん。
グルグル、グルグル、本当に、考えられない御縁ばかりです。
東京五輪の副事務総長・坂上さまにもご挨拶させていただき、ジョンソン&ジョンソンの日色社長にもご紹介をいただき、すべて蓑田さんのおかげで昨夜も特別な夜となりました。
とにかく、自分に与えられた今生の役割を精一杯果たして精進してゆきたいと思います。
明日は旭川寺の開導会を奉修させていただきます。
台風の接近でフライトがキャンセルにならないか心配しましたが、予定通り飛ぶということで安心しています。
昨日、財団のオフィスから見た夕陽。
とにかく、台風の被害が最小限に止まりますように。
いってまいりますー。
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