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2019年6月18日火曜日

今日から白井貴子さんの個展@京都佛立ミュージアム




















ついに、今日からスタート‼️白井貴子さんの個展@京都佛立ミュージアム‼️


14時からはオープニングイベントが開催いまします‼️


「オープニング記念トーク&ミニミニライブ」


日程:6月18日(火)

受付:13時30分〜

イベント:14時00分〜15時30分(予定)

場所:京都佛立ミュージアム 

京都市上京区御前通一条上ル東竪町110

京福電鉄 北野白梅町駅より徒歩5分/JR円町駅より徒歩15分

阪急 西院駅よりバス/東西線 西大路御池駅よりバス

参加費:無料

出演:白井貴子(ミュージシャン)、川崎義弘(和光大学講師)、亀村俊二(写真家)

問合せ:京都佛立ミュージアム(075-288-3344

※席数に限りがございます。


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白井貴子『母 TSUNAGU 未来展~祖母、母、白井貴子 三世代が奏でる愛のメッセージ~』


明治38年生まれの大阪のおばちゃんの名前は「千代」。家族みんなの着物を縫ってくれた最後の世代でした。

今から丁度60年前の1959年1月19日、私を産んでくれた86歳の母の名前は「光子」。

幼い頃の服は勿論、81年のデビューから「学園祭の女王」と呼ばれるまでのステージ衣装を縫ってくれていました。「ロックの女王」へと駆け上がる怒涛の道を飾ってくれた母の手仕事です。今では、手も足も不自由でもうミシンの前に自力で座ることもありません。

幼い頃一緒によく歌を歌った11歳年上の姉のような存在だった叔母の名前は「智子」。

昨年、介護の甲斐もなくALSという難病で他界。

一人暮らしだった叔母の遺品を実家に運び込み片付けをする中、ふと部屋の片隅、何の気なしに仕分けたその風景に呆然となりました。お婆ちゃんの針箱、母の針箱、急に主人を失った叔母の針箱。3つの針箱が私に何かを伝えているように見えてしまったからです。

何も縫えない私に、この針箱をどうしろというの!捨てるの!?捨てないの!?靴下さえ繕う時間もなく、溜め込んではゴミ箱へ。そんなことをしてる間に私は還暦を迎え、裸眼で針の穴に糸を通すことさえできなくなってしまいました。


前へ進化しているつもりでも、実は「手仕事」と言う素晴らしい力を捨てながら、人は退化していっているのかも知れません。

経済競争に明け暮れた、たったこの100年余りの時間でゴミだらけの星になってしまった私達の命のふるさと「地球」。母なる自然と共に歩むことのできる心豊かな未来を再び。

「手仕事」の大切さを伝える

「母 TSUNAGU 未来」展

京都佛立ミュージアムのみなさんからいただいた追い風が、未来へと流れることを心より祈りつつ開催させていただきます。


令和元年 吉日 白井貴子


2019年6月18日(火)―2019年7月7日(日)

京都佛立ミュージアム 

入場無料

平日 10時―16時  土日祝 10時―17時

休館 月曜日 (※但し、月曜日が祝祭日及び25日のときは開館、翌日代休。)


主催:(有) ROD

協賛:京都佛立ミュージアム

協力:京都精華大学、亀村俊二(写真家)、たんば茶屋、大原工房、人間国宝第九代目岩野市兵衛(越前和紙職人)、越前女紙倶楽部、FMおだわら、箱根ロープウェイ株式会社、丹南ケーブルテレビ株式会社

後援:京都府、京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都、FM COCOLO、京都女子高等学校

展示・企画:川崎義弘(和光大学講師)、白井貴子

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