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2019年11月17日日曜日

リストランテ 高田馬場 文流にて










これから長野本晨寺の高祖会。北陸新幹線で向かっています。


昨日の御講も素晴らしいお話を次から次へとお聞きしました。部屋にいっぱい30名以上のお参詣。すごいです。


夜は長松寺のご奉公を失礼しました。代わって裕子さんがサンマリノ共和国から勲章を授与された叙勲のお祝いに伺いました。


場所は「リストランテ高田馬場文流」。伝説のイタリアンレストラン。創業者の西村暢夫先生は『小学館伊和中辞典』や『レオナルド・ダ・ビンチの童話』などの著書があり、イタリア文化研究家、翻訳家でもあります。


京都でお生まれになり、御歳86才。裕子さんのお祝いにこの場所を選んでくださって、先生とまたお会いできてよかったですー。お祝い会の発起人、吉江さんのセンスと感性がすごいー。


それにしても、近くで拝見してきて、この数年間のサンマリノに対する裕子さんの文化的貢献は大変なものだったと思います。普通だったら挫けてしまうようなこともたくさんあったはずなのに、それを乗り越えて、信念を貫く裕子さんでした。


サンマリノ共和国も粋です。それをしっかりと認めて騎士の称号を授与する。本当に嬉しくなりましたし、もっとサンマリノが好きになりました。


新しいステージの始まり。裕子さんを中心に、さらに世界の平和と人類のより良い未来へ向かって、力強く活動を続けていただきたいと思います。


リストランテ文流には令和の天皇陛下が浩宮さまと呼ばれた学生時代にお食事に来られたこともあります。昨夜はその時のお料理を再現くださいました。伝統的な、本場のイタリア料理です。


西村先生も1980年にサンドロ・ペルティーニ大統領から教育・文化・芸術銀賞をいただかれ、1999年にはイタリア政府から「大騎士」の称号を授かっておられるので、何かすごい会合でした。この空間に騎士が2人(笑)。不思議(笑)。


ステキな方々が集う、楽しいお祝いの時間でした。


宮城県石巻市の木の屋グループ(木の屋石巻水産)の木村社長ともお会いできました。サンマリノでご挨拶できなかったのでよかったですー。あの美味しい缶詰め、最高です。我慢できずサンマリノのリギで開けて食べた美味しさ、忘れられない(笑)。社長に直接お伝え出来しました。


そして、沖縄ティーファクトリーの内田代表にもお会いできました。ずっとお会いしたかったのです。スリランカの古代都市・キャンディに住んでおられたこともある内田先生。紅茶のテイスティングやブレンディング、茶畑の開発まで手がけられていて、スリランカや世界中での経験を沖縄で実現しておられる。スリランカに出張する前夜に内田さんとお会いできるなんて運命としか言いようがない。おはからい。マックダフ、レッドガンパウダーを内田先生にお送りします!


裕子さんとお会いしてから、いろいろなことがありました。


京都佛立ミュージアム「トランクの中の日本戦争、平和、そして仏教」展を、大きく飛躍させてくれたのも裕子さんです。


その写真、リーフレット、私の持っていた写真集を、バチカンのローマ法王に届けてくださったのも、裕子さんからの御縁でした。


それから2年。法王はあの少年の写真を全世界に配布するように指示しました。今月23日から来日の予定で、それに併せた写真展も上智大学で開催されています。昨夜、そのイベントのお知らせもさせていただきました。


今回、ローマ法王は長崎への訪問も予定しています。あの少年の写真を、法王来日の一つの目玉としているようです。本当の本当に純粋な取り上げ方であればいいと願っています。


少し複雑な気持ちもしますが、私たちはこれまでと同じように純粋な心で見守りたいと思います。


もうすぐ長野です。

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