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2019年12月2日月曜日

お見舞い


昨日は121日。早いものです、もう師走。今年も終わりに近づいてきました。


妙深寺では朝8時から月始まりのお総講を奉修させていただき、日曜日ということで約200名のお参りをいただきました。ありがとうございます。


その後、お寺の部屋を目一杯使って、いろいろな会議や活動が行われていました。生きているお寺を感じて、ありがたく思いました。


15時から局長室会議。来年度のご奉公について打ち合わせを重ねました。


終了後、病院へお見舞いに行かせていただきました。


大正14年生まれの94才。妙深寺では伝説的な方のお一人です。


心配していましたが、筋金入りのご信者さまらしく、美しくてビックリしました。もちろん、お痩せになっていましたが、艶々の手は18才くらいに感じました。


意識が混濁しているかと思って伺ったのですが、しっかりとお話することもできました。ご挨拶すると満面の笑みになって「本当にうれしい」と。手を握りながら御題目をお唱えさせていただき、いろいろなご奉公を思い返していました。


「恥ずかしいからお見舞いは来なくていい」と言っていたようですが、ずっと以前に「御講師、私が死んだら眉毛を描いてくださいね」と冗談で言っていたのを思い出しました。そんな風に言っていたのに恥ずかしいなんておかしいですから。


お会いできて、よかったです。昨日も一生分の尊い一日でした。


最近、自分も以前より強く人生について思い返すようになりました。


二度と戻ってこない人生の時間。あれこれ。あんなこともあり、こんなこともあり。


あまりにも時間のスピードが早くて、上手に思い返せない。何が出来たのか、何が出来ただろう。


まだまだな自分。でも、もう残された時間の方が短くなっていって。もっと精一杯させてもらおうと思っていました。


昨夜のお見舞いは、本当にありがたかったです。


ありがとうございます。

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