ページ

2020年12月1日火曜日

愛の不時着








ソン・イェジンさん。


すごいなぁ。自然体の演技に惚れ惚れしました。


移動中、小さな画面で観ていた「愛の不時着」にどっぷりとひたり、時間はかかりましたが最後まで観たらすっかり寂しくなりました。


これが「愛の不時着ロス」というものですね。


韓流ドラマ、初体験で先入観もありましたが、とてもよかったです。たくさんの方々が夢中になるのも理解できました。


朝鮮半島の専門家の方々は「愛の不時着」を「毒」というそうです。北朝鮮の問題を矮小化する、その悲惨な生活を脚色しているので誤解を与えると。


確かに、佐渡島でご本人にお会いしたジェンキンス氏の著書にある北朝鮮とは全く違います。


劇中の北朝鮮の兵士や人民の方々の素直さにも感動していました。幸せそうに見えたとしたら、それはちょっとやはりおかしい。ある意味では専門家のご指摘のとおりなのですね。


しかし、一般の私たちにとって、この「愛の不時着」を通じて、朝鮮半島に横たわる大変な問題を身近に感じることは出来ると思いました。


ありがとうございます。


純粋な愛を妨げる、理不尽な壁など誰も望まない。


韓国の財閥と北朝鮮の高官一家という物語のベース。気に入らない方も多いと思います。でも、ドラマ、入り口ですから、よかったと思います。


とにかく、ソン・イェジンさんの演技、すごかったです。彼女は、泣きそうになると目の周りが赤くなるのですね。目の周りと鼻の頭の毛細血管が赤くなって、感情を表現する。


すごい俳優さんがおられるものだと、つくづく感激しました。


韓流ドラマ、すごかったです。


今は「愛の不時着ロス」と戦っています(笑)


人の悪口とか、どうでもいい評論ではなく、不器用でも、純粋な愛が見たい。そんな気持ちになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿