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2021年1月10日日曜日

スリランカから届いた弔辞










11年前のスリランカの写真。


あの時の、湿気を含んだ大気まで覚えています。


コロンボから南部のゴールへ。巡回助行、巡回御講でクタクタになりながら、海岸線に出たこと。


深夜、やっと宿に入りました。


夜明け前に起きて外に出てみると、小高い丘の上だったことに気づきました。その時の幻想的な朝焼けが美しかった。


美しく、光り輝く島、スリランカの魅力です。


新型コロナウイルス感染症が世界を呑み込み、人びとの行き来は止まったままです。


世界各国、海外各教区、これまでのご奉公の真価が問われています。甘いことは言えない。いや、真価が問われているのは日本も同じか。


ダンマパタにある御言葉。


「蜜蜂が花の色と香りを損なわず、蜜を取って飛び去るように、聖者はそのように村を行く。」


やはり、歩いて、走って、行ッテ、巡って、出会って、見つけて、語り合って、ご奉公させていただきたいものです。


日本中、世界中で。


妙深寺 第12代 事務局長 柴山迪昭氏の帰寂に際して、スリランカ教区、妙深寺コロンボ別院のディリーパ良潤師から弔電を、ケネカちゃんから素敵な詩を送っていただきました。


その全てが、これまで私たちが歩んできたご奉公の軌跡であり、それぞれの弘通拠点の真価です。


ここに掲載させていただきます。


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弔辞


妙深寺第十二代目事務局長柴山迪昭様の帰寂の報いに接し、妙深寺スリランカ教区教講一同に抑えられないお悔やみを申し上げます。


本門佛立宗スリランカ教区の御弘通現状は妙深寺の努力があってからこそと申し上げても過言ではございません。


福岡御導師と長松御住職の御指導の元で、インド洋津波災害後の支援活動を通し、この22年間に渡る妙深寺のご支援ご奉公がなければ今日のHBSスリランカ教区の形、歩む道は全く変わっているはずでございます。


長松御住職の御指導でスリランカの10周年記念式典の後に私は日本に留学、妙深寺に入寺いただいた事は私の人生も、スリランカ教区の歩みを大きく変えたと常に思っております。


私の次にスリランカの清嵐師も同じく妙深寺に入寺見習い修行を終え、妙深寺の皆様に面倒をみていただきながら育てられたおかげで今はスリランカでご奉公に励んでおります。


そのような、スリランカの為の妙深寺ご奉公の際に長松ご住職の影のように、最強の力となったのは柴山局長でした。


個人的に私は妙深寺にお参りした初日より「局長さん」というお方のイメージが頭に入り込み、「柴山局長さん」のいない妙深寺はまだ想像できません。


私の得度、その後に当時「コフワラHBSセンター」だった御弘通拠点を「妙深寺親会場」と名乗られ、建物のリフォームご奉公、そして「妙深寺コロンボ別院」と昇格改良のご奉公に柴山局長は絶大な役柄をくださいました。


2014年に妙深寺コロンボ別院の現在の場所を妙深寺のご有志で購入され、現在スリランカ国土の本門佛立宗根本道場としてご奉公に使われ、そして私と清嵐師または寺族の我々は宿る場所にもなっております。


その次、2018年にスリランカの南部港町ゴール市の親会場建立の際にもまた妙深寺のご支援をいただきました。その二回にも柴山局長様の応援、支えがなければ、スリランカで御弘通の拠点を建立する事が単なる夢になってしまうのでございます。


いつも柴山様のご奉公に助けられ、守られて今日まで頑張って参りました。本当に、本当にありがとうございました。涙を流し感謝を申し上げます。


柴山様、スリランカ教区の我等に抱いてくださった信頼をそのまま守り、柴山様のご奉公、菩薩の心から学び、柴山様に喜んでもらうよう私達一同に菩薩行、ご弘通ご奉公に励ませていただきます。


柴山様、またこの菩薩の道に会いましょう。また我等を助けて、守ってください。どうぞよろしくお願い申し上げます。


令和21221

南無妙法蓮華経。

合掌


スリランカ教区・妙深寺コロンボ別院教講代表して

ディリーパ良潤拝。


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柴山様へ、


「妙深寺」の名を耳に入ると

同時に「柴山さん」の笑顔が思い浮かび、

「信」に満ちたその御奉公の姿を

花びらの雨を降らし、礼賛しましょう。


御住職の右腕と成り、

常に離れず、休まず努力の結果

今日に慶びの花を咲かす、

素晴らしい大樹となっている。


世の中に広がる、その大樹の枝に宿る

鳥が貴方の賛歌を歌う、

寂光へ歩む背中をご覧なり、

皆、信心増進される。


ケネカ・ヤーパ

(妙深寺コロンボ別院)


ෂිබයම සන් වෙත,


ම්යෝෂින්ජි” නම ඇසුණු සැණින්....

සිහිවේ “ෂිබයම” නම නිතැතින්...

කළ සේවය ඔබ හද බැතියෙන්...

පසසමු අප මල් පෙති ඉසිමින්...


ගොජූෂොකු’ ගෙ දකුණත විලසින්...

කළ දේ සැමවිට සිහි නුවණින්...

මල් ඵල ගෙන ඇත අද සතොසින්...

හිනැහෙයි මහරුක සරසවමින්...


විහිදුනු අතු මත සිට විහඟුන්...

ගීත ගයයි ඔබෙ ගුණ කියමින්...

බුදු බිම වෙත පියවර තබමින්...

ගිය ඔබ බබළයි බැති වඩමින්...


කෙනේකා යාපා.

(ම්යොෂින්ජි - කොළඹ ශාඛාව)

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