スリランカが港湾開発に中国の国営企業を選択したとの報道。かねてから懸念されていたことですが、そのような方向に舵を切ったスリランカ。
スリランカは中東などと日本を結ぶシーレーン(海上交通路)の極めて重要な要衝です。親日で知られる国の一つでしたが、インドとは関係が複雑で、20年間に及ぶ強烈な中国からの投資、逆に日本の存在感は薄れる一方でした。
これにプラスして名古屋の入国管理局におけるスリランカ人のウィシュマさんへの仕打ち、その後の対応。様々な角度から検証しても、あまりにひどいです。
日本への国民感情が悪化する中、親中派として知られるゴタバヤ・ラジャパクサ政権が舵を切るにはタイミングがいい。本当に残念ですが。
日本の未来は山鹿素行などに代表される兵学や兵法ではなく、徳による政治や外交によって切り拓かれるものだと思います。
写真は13年前、スリランカの世界遺産であるアヌラーダプラ。テーラワーダの僧侶たちとの懐かしい写真。
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