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2021年12月7日火曜日

ゆめぴりかと佛立コープ










最近、研究熱心で情熱に燃えた若手の農家の方々と御縁をいただき、とても感動しました。


長野県飯田の久保田師匠。私に農業の初歩を教えていただきました。真似事に過ぎないと思いますが、師匠の元でさせていただいた田植え、稲刈りは最幸の思い出です。


今年も飯田の師匠から新米の「地涌米」が届き、妙深寺の朝市に並びました。で、一気に完売。毎年のことですが最高の味にみんな大感動していました。


そして、今回。コロナ禍で外食産業の需要が低迷し、多くのお米が余って農家の方々が困っているという連絡をいただきました。


新進気鋭、若手の農家のみんなが困っているのを支えようと、THINK’AをプロデュースしているCORED社よりお声をかけていただきました。


大切なお米が廃棄されたり、古米に回されたりするのを黙って見ていられませんし、何より頑張っている農家の方々を支援しようと、ちょうど寒参詣の奉納米の時期と重なり、妙深寺として約100キロの玄米を購入させていただきました。


千延姉や悦子さんが考えに考えて、清和会のみんなでお米を800グラムの小袋に分け、それをワンコインでお配りすることにしました。収益はありませんが、最幸のご奉公です。精米する時に出た「ぬか」もお分けするようにしてくれました。


すると、たった1日でこちらも完売(涙)!同じ量を発注することになりました。農家の皆さまも大変に喜んでくださいました。本当に、いい流れを作ってくれましたー。


十数年前から「佛立コープ」という構想を抱いてきました。第一次産業の皆さんと消費者を結ぶ。有害な農薬や産地偽装の問題が増加する中、資本主義ではない「信」で結ばれたネットワークを作りたいと思っていたのでした。


手から手へ。こうして少しずつ縁が形になってきて、嬉しいですー。


最高の最幸に美味しいお米です。北海道ゆめぴりか。よろしくお願いいたします。

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