妙深寺報、令和4年1月号。なんと、今月で通算500号を迎えました。
岩澤清従師が巻末の「ひとこと」に書いてくれました。この「妙深寺報」は先住松風院日爽上人の数多くの功績の中の一つです。
昭和44年1月、先住30才の時、第1号を発刊されました。発刊当時はB4変則折りの体裁、まだ手書き原稿の活字印刷でした。
平成13年から現在のA4冊子の体裁、DTPによる編集に取り組み、平成22年からは念願のカラー化を実現。岩澤清従師を中心に20年以上のご奉公が続けられました。
妙深寺報には確固たる信念があります。先住伝来の佛立魂。妙深寺がスタートしたホームページ、あるいはインターネットによる海外へのご弘通と同様、寺内へのご披露のみならず、一人でも多くの方に生きた仏教を伝って欲しい、現証の御利益を知っていただきたい、ご信心を増進していただきたい、という純粋な想い。
やらせ無し、フィクションなし、利益を度外視したフリーペーパー、完全ドキュメンタリーの妙深寺報。
冊子も機関誌も世の中に溢れていますが、クオリティを維持することは難しいものです。
あらゆるメディア、番組もコンテンツも、劣化する、新鮮さを保つことは難しいものです。内向きになり、内輪受けになり、力を失う。
メディアがない、発信力がない。誰に対して何を伝えたいのか分からない。これではどうしようもないです。
これでいいわけがない。正法を埋もれさせてはいけない、内向きになってはいけないと、励まし合いながら続けてきてくれました。一文字一文字に魂を込められています。
清従師を先頭に、500号の金字塔を建ててくださった教務部のみんな、これまで携わってくれた全ての方々に心から感謝いたします。本当に、ありがとうございました。
実は昨年から妙深寺の電子書籍化、オンライン化を方針の一つに掲げています。すでに妙深寺のホームページには電子版の妙深寺報が配信されています。
これからも信念を大切に守り、どんどん進化してゆきたいと思います。
今月も最高傑作です(笑)。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
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