由緒寺院 長松寺の開導会は毎年7月17日の開導聖人の祥月ご命日の1ヶ月前、6月17日の直前の日曜日に奉修することとなっています。
古くからの習わしで、私が住職となってからも毎年そのようにご奉公して参りました。
長松寺は本山宥清寺を退かれた開導聖人が個人でご購入された私邸でした。「宥清寺 奥の院」「麩屋町の御法宅」などと呼ばれ、戦後に寺号公称いたしました。
もともと本山ご宝前の右側におられる等身大の開導聖人像は麩屋町にあり、毎月ご命日に人力車にお乗せして北野の宥清寺までご遷座してお給仕をなさっていました。御三回忌の折に、麩屋町のご尊像を宥清寺へ、麩屋町には右から二番目の御戒壇にご奉安しているご尊像をお迎えしました。
昨日はご講有にご親修いただきました。本当に有難いです。朝はあいにくの小雨でしたが、奉修が終わると晴れていました。
長松家に男子があり、13才以上で得度していたならば、この長松寺をお護りすること。日颯上人や日晨上人が連判されている長松寺規則に記されています。
長松寺の開導会、お参詣、ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございました。
これからも精一杯、由緒寺院の護持に努めます。
ありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿