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2024年10月10日木曜日

今週は谷村新司さん特集でした














10月9日に放送されたFMヨコハマ「横浜ラグーン」を共有、シェアさせていただきます。お聴きいただければありがたいです。


今週の放送では10月8日に一周忌の祥月ご命日を迎えられた谷村新司さんについてお話をさせていただきました。本当に本当に、偉大なアーティストでした。


一年前のあの日のこと、ご生前のこと、先日のアリスのコンサートことをご紹介しながら、谷村新司さんの曲、歌詞の凄さについてお話しました。


名曲の数々。『昴』を作曲された際には最初に「さらば昴よ」という言葉が浮かんだそうです。「昴」とはプレアデス星団、古代から様々な文明や文化が取り上げ、数々の神話や物語に登場してきた散開星団です。


『昴』の主人公は荒野を前に旅立ちをためらい、星々の淡い光に励まされて歩み始めます。そこには宇宙、命、孤独、人生、夢について語る曲。


「目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ

荒野に向かう道より 他に見えるものはなし」


石川啄木の『悲しき玩具』には次のような一節があります。


「眼(め)閉ずれど心にうかぶ何もなし。

さびしくもまた眼をあけるかな。」


谷村さんは亡くなってしまいましたが、谷村さんの残した「音楽は永遠」に歌い継がれていかれることと思います。そして、仏教では長い命、その魂は永遠に続くと信じていますので、しっかりとご回向を続けてゆきたいと思います。


今週は谷村新司さんの「遠くで汽笛を聞きながら」と「いい日旅立ち」を選ばせていただきました。


ありがとうございます。


ONAIR DATE 2024/10/09 (Wed)

https://radiko.jp/share/?t=20241009055014&sid=YFM


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