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2025年5月12日月曜日

カドゥカ清地師の御法門「あひがたき みのりにあひしよろこびを わするゝまなくくらすうれしさ」


5月12日早朝、2年半の日本での修行を終えて、カドゥカ清地師がネパールへ向かいました。

久しぶりの帰国です。昨日の挨拶にあった一言「こわいです」も正直な気持ちだと思います。

でも、ご信心を肝に据えて、ご奉公に臨んでもらいたい。ただただ、清地師の活躍を願います。

昨日のカドゥカ清地師の御法門です。

御教歌「あひがたき みのりにあひしよろこびを わするゝまなくくらすうれしさ」開化要談(7)・扇全13巻188頁

御題「信者心根」

ありがたく聴聞させていただきました。昨日も書きましたが、日本人でなく、日系人でもない彼が、これほど流暢な日本語で立派に御法門できるようになったことを誇りに思います。

"Stand on the front lines."

ご弘通の最前線に立つ。これこそが男の中の男、佛立教務の真骨頂です。高祖の真の弟子です。

奥のお座敷に鎮座ましましたり、御簾の向こうに隠れているのは佛立ではない。最前線に立ち、教化折伏の菩薩行に励み、本物の弘通の器を育てることだけが使命。ご信心が堕ちないように、偽物にならないようにしてもらいたい。末法はトラップに満ちています。

ネパールで待つコレイア清行師と共に、ビカスやウィニーちゃん、役中のみんなと共に、心を通わせて、異体同心でご奉公してもらいたいと、重ね重ねて話をしました。

“Better one bad general than two good ones.”
(Mieux vaut un mauvais général que deux bons.)
—attributed to Napoleon Bonaparte

「船頭多くして船山に上る」

“Too many cooks spoil the broth.”
(料理人が多すぎるとスープを台無しにする)

日蓮聖人の御妙判ー。

「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶事なし。」

「多人なれども体同異心なれば諸事成ぜん事かたし。日蓮が一類は異体同心なれば、人人すくなく候へども大事を成じて、一定法華経ひろまりなんと覚へ候。悪は多けれども一善にかつ事なし。譬へば多の火あつまれども一水にはきへぬ。此一門も又かくのごとし。」

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