足早に通り過ぎた台風。雨天プログラムも検討してくれていましたが、イベントに最適のパーフェクトなお天気となりました。おかげさまです。
スリランカ歓迎会は、まさに妙深寺イズムに溢れて、楽しく、あたたかく、最幸のおもてなしで開催することが出来ました。ご奉公いただいた教養7会のみなさま、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
午前0時半を過ぎた到着のお看経、就寝したのは午前2時過ぎだったと思います。疲れも見せずに朝参詣、そして歓迎会。午前中は弘通部が個人へのインタビュー撮影もしてくださいました。
スリランカの方々をいきなり浴衣にしちゃう妙深寺。すごいですー。みんな、本当に大喜びで、美しく、すてきで、かっこよかったー。とっても似合っていました。
スリランカの方々に、古き良き日本の夏を体験してもらおう!という企画、コンセプト。流しそうめん、スイカ割り、かき氷、様々なプログラム。子どもから、大人まで、心から楽しんでいる姿に胸がいっぱいになりました。
2004年のスマトラ沖地震・津波への支援活動、その翌年にスリランカの方々をご招待したのが最初でした。妙深寺の支援活動のテーマソングは平原綾香さんの「Jupiter」でした。懐かしいです。あれから20年。今回は大白蓮寺となって初めての日本団参。
歓迎会のお看経の中で子どもたちの「未来の夢」を言上させていただきました。あまりにもかわいくて、素直で、笑い声や感激の声が出る言上、新鮮で、嬉しくなりました。
ラガーマン精神「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」をご紹介しながら、「妙深寺とスリランカのご縁」についてお話しました。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」、まさに法華経の利他の精神に通じます。
人を幸せにすることが自分の幸せにつながる。隣りに不幸な人がいて自分だけ幸せになれるでしょうか? それはありえません。
もう一つ、私たちはそれぞれネガティブなカルマを背負っています。それを浄化しなければ、たとえ今幸せでも長続きしません。
自分が背負うネガティブなカルマを消滅し、本当の幸せを手に入れる道は、「誰かの幸せを願って生きること」です。
自分のことだけ考えて生きていたら、実は逆に幸せになれない。孤立し、対立し、不幸になります。
日蓮聖人の信仰者・宮沢賢治の言葉。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。」
私たちは誰かを幸せにして、自分が幸せになるという真理を知ります。そして、そのために、私たちの命を使うのです。
「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」
この精神が世界に広がれば、戦争はなくなり、平和が訪れ、苦しむ人びとが救われるはずです。スリランカと日本、世界中の人たち。交流し、心と心が通じ合う。
このコンセプトに則って生きていきたいものです。きっと、あなた自身が幸せになれる。あなたはポジティブなカルマに恵まれ、人生は成功へと導かれる。
妙深寺のみんなのおかげで最高のスタートが切れました。
今日からスリランカのみんなは北海道へ向かいます。北海道でも道内各寺院の御導師、ご住職、御講師、ご信者のみなさまに大変お世話になります。ツアー会社が入っていないから大変。荷物も多いし、本当にギリギリ(涙)。何とぞよろしくお願い申し上げます。
最幸のスリランカ歓迎会でした。
本当に、みなさま、ありがとうございました。
ありがとうございます。
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