未来を担う彼らからのメッセージは、第2回青少年の一座でも紹介された。スリランカという国情不安定な国に生き、御題目の信仰に出会い、真実の仏教を実践する青年たち。いま、彼らが最もご信心の尊さを肌で感じている。
自分自身が現証の御利益を実感していることはもちろん、生きた仏教が国に弘まることによって、故国に平和をもたらし、人々が心豊かになると確信している。ディリーパ君やカスン君はそのリーダーであり、日夜に仕事や勉学に励んでいる。今回の10周年記念ご奉公も彼らの尽力によるところが大きい。
今回、彼は、スリランカ本門佛立宗のウェブサイトをデザイン、開設した。私の写真などもアップされているのだが、これが変な顔。恥ずかしい。しかし、いずれにしても、素晴らしいご奉公だ。
準備ご奉公の合間、BMICHへの視察を終えて、カスン君のオフィスに寄った。小さなオフィスだが、ハイスペックのコンピューターが並び、カスン君は記念大法要で放映するオープニングビデオの映像を編集していた。小さな蓮華の花が咲き、カメラが俯瞰していくと次々に蓮華の花が咲き始めて、上から見ると「仏丸」になる。DVDのパッケージも製作しており、団参がスリランカを離れるまでに記念大法要の模様を編集し終えて配布できるようにするという。
本当に、ありがたい。
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