空飛ぶお坊さん・長松清潤のブログ / 新しい時代の生きた仏教を世界へ
午後、いまお助行の帰り道。また、もとゆきさんのお宅へ。彼は交通事故で首から下が全く動かない。いま、私は、彼と一緒に、上っていきたい。彼の世界に、行かせていただいて、一緒に、抜け出したい。
彼は、「こわい、こわい」とささやく。身体の自由を失ってから15年。彼は、「過去がこわい。未来がこわい。今がこわい。死ぬのがこわい。生きるのがこわい」と、ささやく。
今日、彼と話をして、少し笑顔も見れて、本当に、泣けるほど、うれしい。また、とにかく、早く、彼に会いたい。
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