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2010年10月9日土曜日

スリランカの佛立魂 Vol. 1

感激で、言葉を失った。やはり、現証の御利益こそが私のエネルギー源。有難い。

スリランカのゴールで出会った赤ちゃん。ジナット・ジャヤワルダナくん。さっき叔母さまからメールが届き、飛び上がった。奇跡が起きた、まさに、現証の御利益が顕れた、と。




私は、アローシャとマンガリカーの家で行われた教化ミーティングで初めてジナットの写真を見た。3才11ヶ月の子どもが30メートルの断崖から転落して意識不明となった。そこに参加していたバドラという名の女性が彼の叔母で、この不幸な事故にうちひしがれていた両親をお教化した。彼女は病院にいるジナット君の写真を見せてくれた。


彼女は、両親を教化して、すぐに病院のジナット君に会いに行き、本門佛立宗のお数珠を握らせ、そこからご家族と一緒のご祈願が始まった。そして、ジナットは目を覚ました。しかし、目を覚ましたが、言葉を失っていた、立ち上がれなかった、おしっこもトイレでは出来ず、オシメをする生活となった。

私は、9月16日の夜、病院でのバドラとジナットの写真を見た。翌日、ゴール親会場の朝参詣で、実際にジナット君と会った。力を失った瞳、ぐったりと力の抜けた身体、傷だらけの頭や腕。おしめを付けてお看経を一緒にしてくれた。朝参詣終了後、抱っこして、手をさすって、抱きしめていた。





そのジナットが、「完璧な御利益」をいただいたとメールが来た。

「??????」

ジナットの状態はよく分かる。父も同じだった。恐ろしい症状だった。あの状態からの回復が、どれだけ大変か。しかし、添付されていた写真を見て、本当に、目を疑った。

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