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2011年11月26日土曜日

「扶氏医戒」

日本近代医学の祖と言われる緒方洪庵は、適塾などの弟子たちに「扶氏医戒」という訓戒を説いた。

「医がこの世で暮らしを立ててゆくということは、人のためのみにある」

「ただ、己を捨てて、ひとを救わんことのみを思うべし」

来週、医学界の方々と対談することになっているが、この言葉に、私たちが教えていただく真の仏道と、本来の医療の在り方に、共通の訓戒があることを見出す。

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