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2012年12月3日月曜日

妙深寺報 平成24年12月号

つくづく、世は末法。気持ちよくご奉公できるかと思えば、そうではないことが多いものです。覚悟が必要。お祖師さまは『如説修行抄』をお書きになられたことを思わねばなりませぬ。険しいのです。厳しいのです。それを越えて、ようやく本物です。

明日、選挙の公示ですね。今回の選挙でつくづく思うのは、こんなものは民主主義でもなんでもないということです。この程度の選挙制度は民主的プロセスでも何でもありません。

憲法改正から原発の賛否、消費増税の賛否までバラバラのグチャグチャですから。もっと違う方法で、一つの項目ごとに国民選挙を行ってもいいくらいの事案です。このグチャグチャ選挙で、いっちゃうの?失敗すること間違いなし。

それでも、絶対に関心を持ち、選挙に行くべきです。国家の存亡や家族の生命に直結する問題だと思って、背負うしかない。

つくづく、一人でも多くの人に『仏教徒 坂本龍馬』、読んで欲しいです。真剣に書いています。憲法についても、「軍」についても、普通選挙の歴史についても、書いています。

それにしても、つくづく末法を感じます。これだけ多くの血を流して、人類がこの程度の社会システムしか手にしてしないことについても、愕然とします。それでも、逃げず、積極的に、社会に参画すべきだと思いますが。

選挙です。

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