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2016年1月17日日曜日

21年目の朝

阪神淡路大震災から21年目の朝。

精一杯の心を込めて、被災地を想い、ご回向させていただく朝。

誰もが、21年前を思い返している朝。

神戸と陸前高田に点された灯火が浮かびます。

今朝、何度も何度も目が覚めました。

特別な朝だからでしょうか。

風邪をひいていたからかもしれません。

久しく、関東にも巨大地震が起こると言われています。

決して他人事ではなく、何が起きてもおかしくない世の中で、誰かを想う大切さ、支え合うことの尊さを噛みしめなければならない日。

スキーバスの事故で亡くなられた方々、そしてそのご家族のことを思うと、胸がつぶれそうになります。

同時に、配慮に欠けた言葉の数々に、失望を感じて。

悲しみを、明日への希望にするために、一人ひとりが立ち上がり、行動を起こしてゆく。

21年前の年末、私は神戸を訪れました。

福岡御導師にお願いをして、HBSのホームページを開設し、英語で真実の仏教を世界に発信することにしたのでした。

世界中から反響があり、あれから、21年。

悲しみは、大きな一歩となりました。

そして、今日まで確かに前に進んでくることが出来ました。

亡き諸精霊を悼むと共に、心から感謝しております。

今日は、妙深寺の成人式です。

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