阪神淡路大震災から21年目の朝。
精一杯の心を込めて、被災地を想い、ご回向させていただく朝。
誰もが、21年前を思い返している朝。
神戸と陸前高田に点された灯火が浮かびます。
今朝、何度も何度も目が覚めました。
特別な朝だからでしょうか。
風邪をひいていたからかもしれません。
久しく、関東にも巨大地震が起こると言われています。
決して他人事ではなく、何が起きてもおかしくない世の中で、誰かを想う大切さ、支え合うことの尊さを噛みしめなければならない日。
スキーバスの事故で亡くなられた方々、そしてそのご家族のことを思うと、胸がつぶれそうになります。
同時に、配慮に欠けた言葉の数々に、失望を感じて。
悲しみを、明日への希望にするために、一人ひとりが立ち上がり、行動を起こしてゆく。
21年前の年末、私は神戸を訪れました。
福岡御導師にお願いをして、HBSのホームページを開設し、英語で真実の仏教を世界に発信することにしたのでした。
世界中から反響があり、あれから、21年。
悲しみは、大きな一歩となりました。
そして、今日まで確かに前に進んでくることが出来ました。
亡き諸精霊を悼むと共に、心から感謝しております。
今日は、妙深寺の成人式です。
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