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2021年5月18日火曜日

スリランカのワイルドコーヒー


















昨日、スリランカへの支援活動にお力添えくださる方々がわざわざ妙深寺までお越しくださいました。


本当に有難く、本当に感激でした。


極めて稀少なヌワラエリアの無農薬のワイルドコーヒー。


地涌セイロン紅茶と同様に、ディリーパ良潤師が送ってくれていました。


その野生コーヒーの生豆を様々なレベルで焙煎しチェックしていただいたところ大変素晴らしい評価をいただいたのです。


「是非このワイルドコーヒーを日本に紹介、流通させましょう」と言ってくださり、昨日はスリランカとウェブ会議をさせていただいたのでした。


今でこそスリランカと言えば紅茶ですが、もともと宗主国だったイギリスはセイロン(現スリランカ)をコーヒーの産地にしようとしていました。


1825年から全土でコーヒー農園の開発を進めていましたが「サビ病」というコーヒー独特の病気が発生して蔓延。生産者は危機を避けるために紅茶への転換を進め、1867年にはコーヒー農園は消滅しました。


その捨て去られたはずのコーヒーの木々が野生化して群生しています。今回、良潤師は「ロペスタ」という幻のワイルドコーヒーを紹介くださいました。


マックダフではタミル人の方々が多く働いておられます。スリランカにとってシンハラ人とタミル人の内戦は本当に悲しく、恐ろしい出来事でした。


12年前、7万のテントが並ぶタミル人の難民キャンプを訪問しました。スリランカ北部、セッティクラム。忘れられません。当時、278000人が難民キャンプで暮らしていました。


私たちの支援プロジェクトがスリランカのさらなる発展につながり、誰もが美味しく、幸せになってゆくと信じています。


標高2200メートル、スリランカの世界自然遺産、ホートン・プレインズ国立公園。ヌワラエリア、マックダフ農園を育む母なる高地。


手が届く距離まで挨拶に来てくれたエルク。人を恐れないので、動物と心が通じるナウシカみたいになれます。


美しい大自然で育つスリランカのワイルドコーヒー、よろしくお願いいたします。


実は、このプロジェクトにご協力くださるのは、知る人ぞ知る、オランダの家電用品、素敵なキッチン器具の会社の皆さまなのです!


https://princess-jp.com


家族の食事をワクワクする豊かな時間に変える、そんな商品ですね。こちらもお買い求めいただきたいですー。


今日は海外弘通スクール。国際的な舞台で活躍する佛立教務を育成するために新設いたしました。


今回は吉田日景御導師による「法華経講義」。国際的な視点で普遍的な教えを拝見すると法華経本門の深さや尊さが身近に迫ります。人種問題もジェンダーの問題も、すでに法華経は全てに応えている。永久保存版の授業です。


連日、お参りくださり、ありがとうございます。ありがとうございます。

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