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2024年10月31日木曜日

心と体の健康のために@横浜ラグーン


10月30日は「香りの記念日」でした。一気に秋が深まり、街角の金木犀の香りに癒されます。


あまりに忙しすぎて、色々なことがあって、23日の放送はシェアできずに過ぎてしまいましたー(涙)。残念!


今週は長松eyesとして「第二次アヘン戦争」というお話をさせていただきました。


身近な「無料コンテンツ」は「娯楽」のレベルを超えて「快楽」を与えている、それは「アヘン」のような中毒性と依存性があり、知らずはからず人々から集中力や勤労意欲を奪い、骨抜きにしているのではないか、という説。


思い当たることがたくさんあって、ご紹介してみました。心と体の免疫力アップ。心身の健康があってこそ人生は豊かになります。「無料快楽コンテンツ」「スマホ教」など、住職のちょっとした危機感をお話させていただきました


開導聖人の御教歌

「かしこしと 我を思へるおろかさに 仏の説(みこと)を信ぜざる成(なり)」


今週はスウィング・アウト・シスターの「BREAKOUT」とエア・サプライの「Making Love Out Of Nothing At All」を選曲しました。


ボーズワードは「入院」。元々は「じゅいん」と読んで「お寺に入る」という意味でした。ヒントになれば嬉しいです。

ありがとうございます。


ONAIR DATE 2024/10/30 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20241030053000


引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。素朴な疑問、質問、何でも結構です。


番組メールアドレス

lagoon@fmyokohama.jp


下記のサイトから直接FMヨコハマに送ることも出来ます。

是非、お便りください。お待ちしております。

https://www.fmyokohama.co.jp/form/message?p=6504


横浜ラグーン、今後ともよろしくお願いいたします。


番組提供

株式会社ティー・エフ・ピー

https://www.tfp.vc


〈 協力 〉

100万人のクラシックライブ

https://1m-cl.com


M&Aベストパートナーズ

https://mabp.co.jp


妙深寺

https://myoshinji.jp


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2024年10月29日火曜日

雨の日と月曜日は










月曜日の昨日の朝は横浜も雨が降っていました。カーペンターズの名曲「Rainy Days And Mondays (雨の日と月曜日は)」が聴こえてきそうでした。


1週間前の月曜日、愚かにも自転車で転んでしまいました。大難が小難、あれほどの激しい転倒だったのにかすり傷だけで済み、大切な葬儀のご奉公も終わり、京都でのライブも終わり、日曜日の朝に戻ってご回向、ご面会、夜にはラジオの収録も出来ました。


日曜日の夜の横浜ランドマークタワーはメンテナンスのため、スタジオも電気が全部落ちていました。なかなか怖かったです。冷暖房も停止、トイレも使用禁止。放送と収録するだけの電源は確保されていました。


Rainy Day And Monday。そんな濃厚な1週間が明けた昨日は病院に行ってきました。数日前から眼に異常を感じていたので診察していただきました。


診ていただいてよかったです。20年前から網膜剥離の兆候があると言われていたのですが、今回の転倒で右眼の網膜に穴が開いてしまったのが分かりました。このままにしておくと必ず剥離するということで急きょ右眼にレーザーをすることになりました。


朋美ちゃんからご紹介いただいた名医の先生で、そのまま検査と処置をして右眼の眼球に100発くらいレーザーを撃っていただきました。なかなか痛いものでしたが、いい経験になりました。


どうせならということで妙深寺ご用達の脳神経外科・上田クリニックにも行き、MRIをしていただきました。事故の影響はありませんでした。なんともいいタイミングで、いいサインをたくさんいただきました。


そのようなことでウロウロしております。ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。


自分の目に見えている世界は火がついているように大変な世界で、25年間、御法さまにお縋りしつつも、焦りや苛立ちを抱きながら走ってきました。


もう、そのままではいけないので、仏道修行の姿勢はファイヤー・ファイターとして維持しながらも、少し目線や次元を変えてご奉公に努めます。


11月11日からネパール出張が予定されています。昨日、杉野宣雄先生が御本尊さまの押し花の表装を完成してくださいました。仏教の創始者・仏陀が生まれたネパールに、この御本尊さまをお供します。必ずや、ネパールの人びとの心を癒し、安穏をもたらすと信じます。特製の扁額に収めた後、しっかりご披露させていただきます。


あと数日で10月も終わります。みなさまの幸せを心から願っております。


ありがとうございます。

2024年10月27日日曜日

坂本龍馬と選挙

































来年は坂本龍馬生誕190年。京都佛立ミュージアムでは新たな龍馬展の企画に取り組んでいます。


「真説・坂本龍馬展(仮)」は郷士坂本家十代目・坂本匡弘さんの全面的なご協力のもと、龍馬が暗殺5日前に書いた書簡の実物を展示させていただく予定です。


この手紙に龍馬自身の「新国家」という表現があります。暗殺直前、龍馬は長岡謙吉を横浜へ派遣し、アーネスト・サトウから議会制民主主義を学んでこさせていたし、新政府の人事構想まで記していました。龍馬の中にはっきりと「新国家」=「新しい日本国」がありました。とにかく、頑張って企画を練り上げます。


昨日は伏見のライブイベントの前に、坂本匡弘さんと渋谷龍馬会の関谷さんが京都佛立ミュージアムまでお越しくださいました。ありがたかったです。


実は白井貴子さんは小田原龍馬会の名誉会員で坂本匡弘さんとも面識があります。僕も龍馬つながりで白井貴子さんとお会いしました、陸前高田で。ぜんぶ、不思議なご縁で繋がっているんです。


夜は伏見のレミューズカフェに移動して「杉本篤彦バンド・幕末維新の音 Vol.1」に参加しました。何より素晴らしい演奏でした。幕末にタイムスリップしながら語り合える時間、ありがたかったですー。


今は横浜に向かっています。今日は選挙ですね。何があっても選挙には行かなくてはならないです。


坂本龍馬率いる海援隊は『藩論』という出版物で民主主義の根幹にある選挙を正しく行うために決選投票制度を勧めました。これは大名や公家の子など地盤や資金がある候補者に一般人が大勢立候補して選挙に挑戦しても票が割れるだけで正しい選挙結果とは言えない。そのままでは民意が反映されない。だから、まず第一回の投票で上位2名を選出し、その2名で決選投票をするべきだ、と主張しました。


世界中、完璧な選挙制度はありません。まだまだ不完全です。しかし、155年も前に、議会すらなかった日本で、龍馬率いる海援隊が主張していた選挙制度、すごくないですか?


この『藩論』を英国公使ハリー・パークスが絶賛して本国に報告しました。5年前、2019年10月10日、外交文書として英国公文書館に保管されているハリー・パークスの書簡の実物を手に取りました。ブラジルの帰りにイギリスに寄り、いつもながらレンタカーで走り回り、英国公文書館(The National Archives)に乗りつけて閲覧者登録、訳も分からず一人で申請作業を行いました。


この時、飛行機のチェックインまで2時間を切っていて、本当に間に合うかどうかヒヤヒヤしました。しかし出てきたのです。Sir H Parkes, Drafts. 1870 Jan.-March.。150年前のハリー・パークスの書いた公文書です。奇跡としか言いようがない。研究者にとって最高の瞬間。手に取った時、鳥肌が立つというか電流が走りました。


いずれにしても昨日は本当に有意義な時間を過ごしました。素晴らしい演奏、幕末維新という血が沸騰するような時代に生きた人びとについて思いを馳せ、語り合いました。もちろん、幕末維新の仏教改革者・長松清風日扇聖人こそ誰より大切な存在です。


とにかく、種々雑多な解釈や意見が出てるからこそ、「真説・坂本龍馬展(仮)」では坂本龍馬や海援隊の真実を語り尽くしたいと思っています。


とにかく選挙に行きましょう。


この国を、より良くしようとした人たちの、命がけの努力に報いるため。龍馬の声が聞こえてきます。


「選挙に行かにゃいかんぜよ。」


選挙に行かない人にはパスポートが発給されません。


そういう国もあります(笑)。民主主義を守らない人には海外旅行を楽しむ資格すらないということでしょうか。命がけで民主主義を確立した国は違いますね。


横浜に着きました。今日は11時から前田家のご回向、14時にご面会、16時からラジオ収録です。もちろん投票にも行きます!頑張ります。


ありがとうございます。

2024年10月26日土曜日

今日は伏見で龍馬さんのイベントです


【明日:10/26 杉本篤彦バンド・幕末維新の音 Vol.1

坂本龍馬末裔 : 坂本匡弘さんを迎えて】


本日、10月26日(土)、伏見 寺田屋に近いライブスペース「レミューズカフェ」という場所で開催される歴史と音楽のコラボレーションイベントに参加させていただきます。


10/26(土) 京都 レミューズカフェ

杉本篤彦幕末バンド

杉本篤彦(gt)、津田藤宏(b)、

谷口光(pf)、阪井ちょく(ds)

ゲスト : 坂本匡弘(郷士坂本家十代目)、

長松長潤(長松寺住職、京都佛立ミュージアム館長)


開場18:00 / 開演18:30

料金4,000円(当日4,500円) 別途2オーダー要

会場 : 伏見レミューズカフェ

京都市伏見納屋町132-1 / Tel 075-622-0014

http://lesmuseskafe.com/

2024年10月22日火曜日

人生は妙不可思議になる




















磁力で引き寄せられるように自然と一つになってゆく。人間たちの想像をはるかに超えて。僕たちは大きな宇宙の中の小さなピースに過ぎないから。本当に、不思議です。誰がシナリオを書いているんだろう。


今日、サンフランシスコの淳子さんが妙深寺にお参詣くださいました。まったく知らなかったです。幕張で行われるコンベンションのために来日されたとのこと。ラジオでもご紹介した淳子さん。ビルが好きだったヴァン・モリソンの曲を流しました。


本堂に行くと大きく美しい御題目の声。5月のロサンゼルスにもお参詣してくれたシュコアとミーナも一緒でした。本当にありがたかったです。お数珠、とても素敵です。しっかり護持してください。南無妙法蓮華経。


何よりも妙深寺の本堂で小百合さんと淳子さんがピッタリお会いできました。同じ米国本門佛立宗、正法教会のお二人がこの本堂でお会いするなんて、このタイミングでこんなことが起こるなんて、信じられないことでした。


実は、10月20日の夜、小百合さんのお父さまが寂光に旅立たれました。心臓が2度止まり、ダメと断言されていたところから、愛する家族や大切な方々とかけがえのない時間を過ごために戻ってきてくれました。小百合さんともたくさんお話しできたそうです。


何より、意識を取り戻した後、ご自身の筆で御本尊拝受願いを書かれました。それほどの方はなかなかおられません。死の淵から生還し、自分でしっかりと整えて、旅立たれるなんて。


14日、僕が病室に駆けつけた時は、完全に目覚めておられました。懐中御本尊さまを枕元に奉安し、お参りさせていただきました。今生人界の瞬間です。記念写真の時には、にっこり満面の笑みを浮かべてくれました。本当にありがたいです。


20日の夜、19時半に妙深寺を出て病院へ向かいました。病院の直前で訃報が届きました。家族全員、お父さんの旅立ちを見守ることが出来ました。本当に、ありがたいです。時間こそ命、何ものにも代え難い宝物をいただいたのだと思います。


お父さんと共に妙深寺に戻り、枕経の一座を勤めさせていただきました。何もかも、感謝しかありませんでした。十数年前に白血病を患い、それからここまで頑張ってくださいました。妙不可思議な現証にひたすら感謝し、しっかりとお見送りのご奉公をさせていただきます。


その翌日、すってんころりん、転倒。ホッとし過ぎたのですね。日曜日まで怒涛のスケジュールで、その夜に小百合さんのお父さんが旅立たれ、ここからお見送りのご奉公。予定表を見直してもここしかないタイミングです。小百合さんのLAへの帰国日程もあったのです。すごいですー。


ロサンゼルスではラシャーンさんが義父のためにお看経してくださっていました。正法教会までお参りし、一人でご宝前に向かい、ひたすらお看経なさっていたそうです。後ろ姿、泣けます。


そして、今日はロサンゼルスの小百合さんとサンフランシスコの淳子さんが妙深寺の本堂で出会う。涙を流しながら抱き合うお二人を見て、胸がいっぱいでした。10月3日に淳子さんもお母さんが旅立たれたそうです。千羽鶴のお母さん。シュコアとミーナも一緒にみんなでご回向させていただきました。


実は、先週はハワイ別院からマイさんとエリックが来てくださっていたのです。あまりにも怒涛でアップできませんでした。マイさんにもエリックにも常日頃のハワイ別院護持のご奉公について感謝の時間を過ごしたくて、やっと想いが形になりました。


何も予定していない、お呼びしたわけでもないのに、こうして米国教区の皆さんがお参詣くださり、大切なご奉公が続いていくということが、妙不可思議であり、尊く、ありがたい御法さまのお導きだと思っています。


長々と申し訳ないです。頭を打ってるから、いつも以上に長くなっているのかも(笑)。本当に、頭から飛んでアスファルトに打ち付けられたのに、カスリ傷だけなんて、おかしい(笑)。右の頭、右の肩、左手、右足、左足、グルグルと転がって傷だらけなのに、この程度で済んで本当に御法さまのおかげです。死んでてもおかしくなかった。


さらに感謝して、生き直します。ベースを変え、ステージも少しずつ変えながら、バージョンアップできるように、努力します。こうしたタイミングをいただいたのだから、最大化します。


夕方、身体を引きずりながら、杉野宣雄先生のアトリエまで伺いました。妙深寺から車で5分なんです!開導聖人の御真筆御本尊さまをお供しました。またまた、無理難題を杉野先生にお願いしてしまいました。


妙深寺ネパール別院カトマンズ親会場のために、大御本尊さまの表装を杉野先生にお願いしています。古今東西、前代未聞、押し花による大御本尊さまです。ブッダガヤのオリジナル菩提樹の葉、白蓮(プンダリーカ)、蓮根、紫陽花などで謹製くださるとのことでした。


生きていて、よかった。ご心配をおかけして申し訳ございません。今夜は事務局会議です。明日23日は18時から通夜式、24日は12時から告別式を奉修させていただきます。本門佛立宗の正式によってお見送りできることが何よりもありがたいです。


僕たちは、つくづく偉大な宇宙の小さなピース。自分が出ればバラバラになるけれど、南無妙法蓮華経に気づけば無限の一つになる。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

自転車で転びまして


昨日は数ヶ月ぶりに余裕のある日でした。前夜は午前2時にご奉公が終わりました。20時を過ぎて病院に駆けつけ、みんなで妙深寺まで戻ってきました。


そして、昨日。ゆっくり枕経をさせていただいて、何ヶ月間も家の中のことで出来ていなかったことをしなければと思いました。


大きな音が出ていたトイレの換気扇。全く掃除ができていませんでした。きっと20年以上。トイレに椅子を持ち込んで、濡れたタオルと掃除機で徹底的にきれいにしました。油をさして音もしなくなりました。時間があれば何でもできますね。ありがたかったです。


コーナンというホームセンターで必要なものも買いました。切れたままになっていたもの。気になっていました。よかったです。


膨大なメールや連絡に返信をすることもできました。頑張っていたつもりですが、手が回っていないこともたくさんありました。デスクに向かってしっかりと作業できる時間、本当にありがたい。アウトプットが多くてインプットの時間が取れない。内容を深く、分厚くするためにはインプットの時間が欠かせません。


生き方、暮らし方を変えるターニングポイントだと考えていました。質を上げないと薄くなってしまいます。


そんなことを考えながら、夕方になり久しぶりに自転車で外に出たら転びました。なかなかの大転倒で、頭からアスファルトに突っ込み、とっさに受け身を取りましたが間に合わず、頭の右側、右肩、左手、左足、つまりほぼ全身を打ってしまいました。


しばらく起き上がれずにいたら、見ていた女性から病院に行ったほうがいいと言われたのですが、ゆっくり自分自身でチェックしてみて、何とか大丈夫だと分かりました。


よくよく振り返ってみて、完璧なタイミングの完璧なアクシデントでした。そしてギリギリ大事に至らずに本当によかったです。体は痛いですが、それよりも最幸のターニングポイントをいただきました。


ご心配をおかけして申し訳ありません。この日しかないと言うようなアクシデントの日です。ここしか予定が空いていませんでした。本当に最高の日に最幸の出来事でした。痛みがあるからこそ大切なことを学べて、自分がより良く変わることができたなら本当にありがたいです。改良できるのが救いです。


ご心配おかけしました。何とか大丈夫です。

ありがとうございます。