ホテルを10時に出て、センターに向かう。そこからタクシーでアントニオの家に行ってお助行。次のお宅にはアントニオの車で移動していくという。
このホテルには4度目の滞在。最初に妙深寺からの団参で泊まらせてもらった時から他のホテルを使わずにこのホテルを使うようにしている。屋上に、とても広いテラスがあって、市内を見渡せる。駅にも近いし、ローマに出るときなどは便利だ。
しかし、この街で、仏教徒が育っているのである。それを思うと、福岡御導師やダニエレ・良誓師たちのご奉公の素晴らしさが分かる。カトリックの本家、しかもフィレンツェというサヴォナローラまで生み出したカトリシズムの強い街で、仏教が、本門佛立宗の信仰が求められ、語られ、伝えられているという事実こそが尊いではないか。そのことの意義を知らなければならない。
「少し食べ過ぎたかな」と思うくらい。いや、今日の一日、元気でご奉公させていただくために、しっかり朝食をいただいて、スタートしよう。
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