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2009年5月19日火曜日

手作りのご供養

 今日は片道2時間かかる遠方の御講。今は帰り道。混んでなければいいが。

 遠方なので少し御講の勤め方を変えている。ご供養も、横浜では御講の内容よりもご供養が華美になってしまい、その席主が御講中にキッチンに入りっぱなしになったり、あのお宅ではこれだけしたのだからウチはこのくらいしなきゃ、となって、新しい御席を受けたり信行相続をしてゆくのにマイナス面の方が強くなったので簡素化した。Aランチ、Bランチと、おにぎりかサンドイッチ。

 この遠方の教区では、まだ横浜のように簡素化していない。手作りのご供養。

 今日は、貴子ちゃんのお宅。まだ30前なのに、立派に、言い方は変だが、ハートのある信心、自意識や使命感、責任感を持った信心をしてくれている。お参詣は少なかったが、今日の御講も嬉しかった。

 彼女は、さすが若奥さま。最近は趣味のようだが自宅で料理教室をしているらしい。この御講では、まごころを込めた手料理のご供養を用意してくださっていた。ありがたい。もう、心がこもっていて、それが、ひしひしと伝わって、美味しいというか、こちらの心までいっぱいになった。

 簡素化も、目的がしっかりしていると信じているから迷いはないし、必要なことだと思っているが、ただ売っているものを買って出す、配る、というだけになると、功徳が積めない。御戒壇と同じように、手作りだった頃の大切さを忘れてはいけない。そう思い返していた。

 あ、渋滞が全くない。こんなこともあるんだなぁ。これも、まごころを込めた御講の功徳。ありがたい。

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