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2009年8月31日月曜日
台風迫る…。
2009年8月30日日曜日
新ちゃんさん
今夜はお寺から歩いて10分くらいの場所にある「東潤」さんの30周年にお伺いした。亡くなったご主人は来年13回忌で、妙深寺のご信者さんだった。奥さまは、そこから一歩一歩、ご信心を進めてこられて、ご家族でお寺参詣、お店でも御講を奉修されるなど、本当に、素直な、等身大の、ご信心をされてきた。高島さんから30周年のお誘いがあった時から、何としても参加したいと思って、今夜がその日だった。
「東潤」さんはラーメン屋さん。本当に美味しいラーメン屋さんで、ご主人が元気で、配達をされていた頃は、いつも妙深寺はご供養をお願いしていた。一口に30年と言っても、大変なこと。いろいろなことがあった。とにかく、今夜はお祝いしたかった。
お店に入ったらギターを抱えた素敵な方が。お会いしたことのあるだろうなぁと思っていたら、日本経済新聞で見た方。NHKの番組などでも紹介されていた方だった。今では珍しくなった、「流し」のギタリストであり、歌手。本当に、ありがたい。人生経験が豊富で、いろいろな人を見てきた独特の雰囲気に魅了された。
また、素敵な出会いがありました。ありがとうございます。
絶対に投票に行く
昨日か一昨日、ニュースを見ていたら、街頭インタビューで一般の方が素晴らしい言葉を言っておられた。
「選挙には行きます。政治を馬鹿にしてると、政治に馬鹿にされてしまう。だから、行く」
本当に、そのとおりだ。政治を馬鹿にして、「選挙なんて行かない」などと言っていたら、最後には自分が不幸になる。誰のせいにもできない、行かなければならない。
宗教団体も、躍起になって、狂ったように選挙活動や選挙応援のようなことをしている。アメリカのように、宗教団体が政治に大きな影響力を持っているのは間違いない。そういう団体の信者さんは、雨だろうが、なんだろうが、投票所で何時間並ぼうが、投票に行く。私は、一般の人にも、有権者は全員、何があっても投票に行くべきだと思う。
先日、幸福の科学の政見放送を見た。大川氏が、顔を真っ赤にして、叫ぶように演説していた。彼の著作を読んだ中に「ネオ・ジャパニーズ計画」というのがあった。アトランティス大陸が沈んだ時に、エルカンターレたる大川氏を信じていた者は救われたが、信じなかった者は全員海に沈んで滅亡した、だから信じなさい、というものだった。いま、どういう姿勢で、教えで、彼らは政治に出ているのだろうか。立正安国論で明らかにされた筋と混同されては困る。全く次元が違う。オウム真理教も、選挙に出て、社会の反応に絶望して暴走を加速させていったが、どうなるか。
人間とは、悲しいかな、「今」が見えない。実は、「過去」しか見えないと思う。誤解されては困るが、歴史が証明しているとおり、「今」は、権力を持った側の意図が多分に入った情報から判断しなければならなくなる。だから、常に、「真実」は、時が経ってから明らかになる。「歴史が裁く」という言葉の奥には、「今」の不透明性があるだろう。
だから、私は、投票には「今」ではなく、第一に「過去」を見ようと思っている。特に、過去3年間。マニフェストを参考に、過去を裁きたい。今回の次の選挙で、また今日からその日までの「過去」で一票を投じたい。
みんな、それぞれの判断でいいが、とにかく「投票」に行こう。ある時、森元総理が言った「有権者は寝ててもらいたい」という思惑に乗ってはならない。
同時多発テロに遭遇して
御教歌、
夜も昼もお守りあるをうたごうな
われら凡夫のめには見えねど
み仏が、はっきりとお示しのように、ご信者みなさまを、諸天善神は、夜にも、昼にも、守ってくださいます。なぜ守ってくださるのか。それは、み仏の説かれた御法、教えを信じて、他の人までお伝えしようとする菩薩を目指しているから。ご信心を素直にしていれば、必ず、お守りくださいます。そのことを、しっかり信じて、疑わず、忘れてはいけないと、お教えくださいます。
ブラジルのモジダスクールゼスの中野さんは、あの9・11のニューヨークで起きた同志多発テロで、このことを実体験しました。あの時、中野さんは家族でニューヨークに観光旅行に行っていました。9月9日にはニューヨークの自由の女神像を見学して、10日にセントラルパークの博物館に行き、11日にワールドトレードセンターに行く予定でした。ところが、10日にセントラルパークに行くと、定休日だと分かりました。そして、予定を変更して、ワールドトレードセンターに行き、ニューヨークの街を見下ろし、そこでゆっくりと昼食を食べて、また市内を観光しました。それが、おはからい、現証でした。
夜ホテルに帰りましたが、翌日の早朝に飛行機がハイジャックされ、ワールドトレードセンターに2機がビルに突っ込みました。その様子をホテルのテレビで観たのです。スケジュールが、不思議と変更されなければ、あそこにいたのは中野さんたちでした。
中野さんは、モジダスクールゼスのお寺の事務局長をしています。家族もとてもしっかりご信心しています。こうして、しっかりご信心していたら、亡くなられた方には申し訳ないけれども、本当に不思議なことに、災難から、自然と、知らず知らずのうちに、守ってくださいます。導いてくださいます。ありがたいのです。
どうか、みなさまも、私たちの目には見えないし、本当か分からなくても、お守りあるを疑わず、今まで以上に、お守り、お導きがあるように、ご信心していただけますように。
ありがとうございます。
2009年8月29日土曜日
今夜はボーズ・バー・スペシャル
無事、奉修の御礼!
2009年8月28日金曜日
2009年8月27日木曜日
本物
今朝は11時と15時からのご面会をお受けして、その間にお通夜のたもの御染筆のご奉公をさせていただきました。19時からお通夜です。
23日に亡くなられた神藤利子さんは、まさに本物中の本物の佛立信者でした。行年96才。7月の開導会にもお参詣され、いつも、笑顔で、お寺で会うたびに私は神藤さんと抱き合っていました。
今の妙深寺を支えている瓜生さんのお母さんも神藤さんからお教化されました。小山玉江さんも。神藤さんがいなかったら、こんなに素晴らしい方々もいらっしゃらなかった。教化とは、本当にすごいことです。
その神藤さんのすごさを、後で書かせていただきます。やはり、ご信心を貫く本物のご信者さんは、最後の最後、臨終の時に現証の御利益を顕されるのだと痛感し、確信いたしました。
最後まで、教えていただきました。本当にありがとうございます、神藤さん。これから、心を込めて、精一杯、お通夜のご奉公をさせていただきます。明日も、しっかりご奉公いたします。
神藤さんのような本物のご信者さんがいなくなったら、本当に、身体の一部をもがれるような思いです。また、すぐに、この世界に戻ってきていただいて、一緒にご奉公してください。待っています。ありがとうございました。ありがとうございます。
2009年8月26日水曜日
第3回 青少年の一座の感動を
第3回 青少年の一座は、実行委員会のみんなのご奉公のおかげで、大成功だった。広報部の古川くんが言っておられたが、孫の代まで語り継がれるご奉公だったと思う。この3年間続いた「青少年の一座」のご奉公は、第2回も、そして第3回の今回も、多くの若いスタッフの思いが結集して、参加者全員の心を揺さぶり、動かしたと思う。これについて書かなければ、次に行けない。
この言葉から、青少年の一座の体験談はスタートした。今回、世界中から集まった人たちも、みんな吏絵ちゃんのためにご祈願してくれた。スリランカでは、吏絵ちゃんのために青年会が24時間の口唱会をしてくれた。その吏絵ちゃんが、元気で、フットサルのサークルにまで入って、活き活きして学生生活を謳歌している。本当に、ここで泣いてしまった。参加者のみんなにも、伝わったと思う。
時間は限られていたけれど、ロケまで行ってみんなのその後を追ったのだった。夕香菜ちゃんのその後。ロスへの留学、難関といわれたオーディションに合格し、いまプロダクションに所属して夢を追いかけていること。第2回で泣きながら体験談の発表をしてくれた遥ちゃんは、家庭環境の変化やいじめによって登校拒否、そして自殺未遂を繰り返した。その時、青年会のみなさんに出会い、100本祈願をして、現証の御利益をいただいた。泣きながら、ご信者のみんなに感謝し、「木更津の小さなお寺に、青薫会を作りたい」と言っていた。その後。彼女は見事に木更津の妙蓮寺に青薫会を発足させた。「同じような境遇にいる子どもたちを支えたい」と話した遥ちゃんは、頭が下がるほど本物の佛立信者、菩薩だ。
「Smile~「今」あなたのためにできること~」
いつかこの星が ひとつになれたら
SMILE 声をあつめて
淋しいのに強がってきた
写真が少なくて、申し訳ない。本当は、全く写真は撮れない。あまりに、ご奉公があり。それを、清顕師に撮ってもらった。とにかく、「伝えたい」というのがご奉公でいつも思っていること。写真も、みなさんに伝えるためだけに撮っている。少ないが、こうして撮れていてよかった。
2009年8月25日火曜日
守口の義天寺へ
海外の方々に、正しく佛立の教義や歴史を知っていただくことは欠かせません。2年前と同じように由緒寺院を巡ってゆきます。
モラエス・教竜師
今夜の麸屋町の長松寺での交流会と、29日の妙深寺での交流会でミニライブをやってくれます。ラテンの、ポルトゲスの歌、楽しみに。得意なのはボサノバではなく、ブラジルのカントリーソングです。
生ライブ、参加しない人は損します。
昨日から今日
とにかく、昨日の会議は大成功でした。未来につながる話が出来ました。海外各地域の、トップリーダーが集まって意見交換したのですから、すごいことです。みんな、本当に素晴らしい。前向きで、情熱的で、冷静で、あたたかくて、謙虚で、何より信心がある。問題を共有しながら、それを乗り越えようと努力し、またアイデアを出しあって、解決しようとしていました。本物です。本当に、ありがたい。
ブラジルとスリランカでWEB口唱会をしようと約束してたり、みんなで韓国を応援しようとしたり。共同で本を出そうと話し合ったり。本当にありがたい。佛立の未来に光がさしています。
今日は、17時から麸屋町の長松寺で交流会です。みなさん、来て下さいね。
かみしめる時間もなく
あ、またご奉公します。ブログ、時間なし
2009年8月23日日曜日
2009年8月22日土曜日
シナリオの最終打ち合わせ
会場の至るところで再会を喜ぶ声やはじめての出会いを喜ぶ声が聞こえました。本当に、明日が本番ですが、よかった。
終わった後、国際会議場で準備ご奉公をしてくださっていた方々と合流して会場を見て、最後の確認。舞台やお花、プロジェクターやスクリーンも設置され、何よりも大きな御本尊も綺麗にお迎えされました。この巨大な御本尊さまは、横浜国立大ホールでもお迎えさせていただいたのですが、本当に、圧倒されるほどの迫力です。高さは9メートルもあります。
会場から光薫寺に戻って、シナリオの最終打ち合わせ。司会の二人も真剣の真剣。この上ないほどの大役です。明日に備えて、一生懸命。
まだまだ、BGMや映像のタイミングやスクリーンに浮かべるテロップ、パワーポイントの出し方などをチェック。これから、まだ作るものもある。
明日、よろしくお願いします。ありがとうございます。
いよいよ、今夜は前夜祭
2009年8月21日金曜日
2009年8月20日木曜日
マスク
もう新型インフルエンザが流行し始めているらしい。弱毒性とはいえ、不幸にも亡くなった方もいる。
明日から福岡。倒れるわけにはいかないし、青少年の一座でインフルエンザを移すようなことがあってはならないと思い、万全にも万全を期してマスクをしていた。
明日の飛行機でも、マスクをしよう。人事尽くして、現証を待つ。その上で、後は御法さまにお任せしたい。
この後、0時過ぎからナレーションを録るらしい。ギリギリ。
準備ご奉公
2009年8月19日水曜日
ありがたい
新幹線の中でメール送信しようと思ったら、突然不通になりました。こんな時は邪魔があって、いろいろ、こっちが思ってるようにはいきません。しかし、負けません。大丈夫、負けてはならぬ、です。なにもかも、ありがたい。元気に動き回れるのだから。もったいない。頑張ります。
皆さんも、今日も充実した一日になりますように。
あ、信翠師と登光師、4時くらいにスカイプで話したけど、大丈夫かな?大森くんからも3時過ぎくらいにメールあったなぁ。ま、みんな大丈夫だと信じてます。徹夜できて、ありがたい。そんなご奉公をいただけて、ありがたいですね。
2009年8月18日火曜日
話題の動画
おもしろい。MSIのノートって、薄いんだなぁ。子どもはマネしないように。いや、大人も真似したらいけないな。ケガする。
これって、編集してるのかもしれないけど、ありがたい。こわ(汗)。
木村くんからのメッセージ
木村君は、ご信者さんの家庭に生まれ、子供の頃はお母さんに連れられて清雄寺にお参詣されていたが、いろいろなことがあって暴走族に入り、お寺からも遠ざかってしまった。若くして事業を起こしたが、多額の借金を背負うことになり、親子関係も断絶し、ご信心も退転することになった。
毎日、今の状況に絶望して「死にたい」「死のう」と思いながら、子供の頃お母さんが言っていた「困ったことがあったらお寺に行きなさい」という言葉を思い出し、金策に走りながら、毎日3時間も歩いて清雄寺にお参詣された。大変な現証の御利益をいただいて、絶対に不可能と思われていた状況から脱出、ご信心を軸にして、親子の関係も修復され、本当に有難いとお話ししてくださった。
その木村くんからのメッセージ。いま、今回の青少年の一座に参詣するという方、「行こうか」「どうしようか」と迷っている、「なんとなく参加する」という方にも、是非見ていただきたいと、メッセージを送ってくれた。
これは、第3回 青少年の一座のために彼のコメントを収録しようと鎌倉までロケに行ってくれたカメちゃんが撮ってくれた映像だ。第1回の青少年の一座。2年前に京都の本山・宥清寺で開催されたのだが、こんなドラマがあったのかと改めて感じさせてくれる。そういうご奉公、ご信心の積み重ねがあって、あの第2回 青少年の一座の感動的な体験談発表につながったのだと、教えてくれる。大会を目前に控え、この青少年の一座に参詣させていただくことの意味を感じ取っていただけると思う。
撮影したカメちゃんから、送られてきたメッセージによって、この木村君からのメッセージを急遽青少年の一座のウェブに掲載することとなった。撮影中、「第1回 青少年の一座に行く時のことも話しておきたい」と木村君本人から申し出があり、そのコメントも収録したとのこと。
その内容は、ご覧いただけば分かるが、第1回青少年の一座の時、木村さんはお母さんの手術の直前だった。彼は、京都の本山で御祈願をしたいと考えていたのだが、台風のために新幹線が止まり、行けなくなった。
しかし、それでも木村さんがお講師や仲間に相談したところ、「遅れてもいいから、とにかく京都に行きなさい」と言われ、なんとか5時ごろに到着した。青少年の一座はすでに終わっていたのだが、お参詣をされたのだった。そこから、お母さんの手術も成功して、自分の中で気持ちも変わっていったというキッカケになったという。
そして、彼は私たちに、「福岡に行かれる方、行く予定の方は、絶対に、胸を張って、断言出来ます。絶対、大変な功徳をいただけるので、是非、みなさん、頑張って福岡に行きましょう」とメッセージを送ってくれている。本当に、ありがたい。そのとおりだ。いいぞ、木村君!男を上げてる!
いざ、青少年の一座
横浜でも、東京でも、全国で、この青少年の一座のご奉公を支えようとサポートスタッフがフル稼働。特に映像制作ではカメちゃんや清康師が徹夜でご奉公している。ひろし君がプロデューサーとしてナレーション原稿を書き、カメちゃんは千葉や鎌倉までロケに行き、清康師は信翠師や登光師の構想を忠実に映像化し、第3回 青少年の一座に参加する方々が、ご信心の尊さや有難さを実感し、『本当に来て良かった』と言ってくださるようにと頑張っている。
本当に、ありがたいなぁ。いつも、このご奉公の姿に感動し、映像化されるものを見ては涙が出てくる。これまでのご奉公、これまでの体験談、吏絵ちゃん、夕香菜ちゃん、遙ちゃん、木村くん…、本当に、おはからいをいただいて、確かな未来を歩んでいるみんなを見て、感動する。
今年、この時、再会できる喜び。「九州で会おう」「九州でまっとうばい!」と言ってくれている実行委員会の方々。本当に、ありがたい。
徹夜で作っているオープニングの映像を見ながら、「今」ということについて考えさせられる。『今』は、永遠の時間の流れの中で奇跡的に巡ってきた『今』であり、永遠に戻ってくることのない貴重な『今』だ。『今』を共有していることが奇跡的な出来事であり、『今』から同じ方向を見て生きていけることの尊さははかりしれない。
宇宙の誕生、星々の誕生、地球の誕生。その地球に命が生まれ、人類が生まれ…。生命は多くの困難を乗り越えて『今』にいたり、人類は多くの災禍に出値い、自らも災禍を巻き起こし、累々たる屍の上に「現代」という『今』の社会がある。その『今』に生きる人間たち、僕たち、私たち。何を思い、何を求め、何ができるのか。
平成21年8月21日、22日。九州。私たちが、この場所に集まれることこそ、奇跡的な出来事。ここに参加し、同じ時間を共有できることこそ、奇跡的な出来事に違いない。そのことを痛いほど感じて、実行委員会の方々はご奉公してくださっている。遠く離れた私たちも、そのために、寝食を忘れてご奉公している。絶対に、参加した方々に、伝えたい、伝えたいことがある、と。
この大会が開催できること。そこに参加できること。それは、本門佛立宗の、宗門を挙げての壮大な意志があり、全世界の地域、全国の支庁や布教区の支援があって、一人一人が参加させていただける。このことを、決して無駄にしないために、みんな、必死に頑張っている。参加する人たちも、その意義を確かめて欲しい。そのことを、考えて欲しい。感じて、参加して欲しい。それだけで、いい。
先日、少し、青少年の一座について、評論めいた意見を聞いたが、そんなもんはいらん。みんなが評論家ぶって、偉そうに言うのを聞いていると、情けなくなる。未だ、こんなことを言っているのかと愕然とする。批評や評論する前に、あなたが何が出来ているかだ。そこで前向きに努力しなければ、信心でもご奉公でもないではないか。それを慢心という。喜びと謙虚さがなければ、仏教徒ですらない。
貴重な命だということを、痛感していた。宇宙から地球を眺めると、そう思う。かぐやの映像を見ていて、またそう感じた。漆黒の宇宙。誰だったか、ある宇宙飛行士が、窓に映る地球を見て、生命のかけらも感じられない暗黒の宇宙の中で光り輝く青い星・地球を見て、涙があふれて仕方がなかったという。真っ暗闇の中で、唯一、命に満ちた星が地球だった。それは、繊細で、か弱くて、孤独に耐えて必死に輝く地球。
その星の上で、生を受けた私たち。『今』を一緒に生きていける。本当に、奇跡だ。いつも、私は「ありがたい」と言う。何度も言うが、この「ありがたい」は英訳の「Thank you」ではないのだ。むしろ、英語に訳すなら「rare」だろう。あるいは、「unusual」「uncommon」「seldom」「exceptional」などでもいい。とにかく、「希有」なのだ、「有ることが難しい」から「有難う」なのだ。
みんなで、九州で出会い、「有難う」と喜び合いたい。
世界のひろしの幼少の頃
2009年8月17日月曜日
もとゆきさん
午後、いまお助行の帰り道。また、もとゆきさんのお宅へ。彼は交通事故で首から下が全く動かない。いま、私は、彼と一緒に、上っていきたい。彼の世界に、行かせていただいて、一緒に、抜け出したい。
彼は、「こわい、こわい」とささやく。身体の自由を失ってから15年。彼は、「過去がこわい。未来がこわい。今がこわい。死ぬのがこわい。生きるのがこわい」と、ささやく。
今日、彼と話をして、少し笑顔も見れて、本当に、泣けるほど、うれしい。また、とにかく、早く、彼に会いたい。