「ブッディスト・トランス・アメリカ」は、ふと考えてみると「暗殺現場を巡る旅」のようになってしまっている、とディレクターのケンジくんが言っていました。確かに、お坊さんが出ているだけでも難しい番組設定です。その上、旅の内容が重たい場所ばかりで暗い話ばかりしていては仕方がありません。一生懸命に、分かりやすいお話をしよう、楽しくしよう、と思っているのですが難しいものですね。でも、やはりこの旅は、いまや世界の中心ともいえる超大国アメリカの今を、歴史に残る出来事や事件、人や場所で区切って、「仏教的に」どのように見えるかを対話形式で伝えていくのですから、少々シリアスな現場に足を運ばなければならないでしょう。いま、目の前にあるモーテル。花輪の飾られているあのバルコニーで、キング牧師は暗殺されたのでした。
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今日は飛行機、明日は電車
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