2013年6月30日日曜日

長野別院の三祖会です。

見事な晴天に恵まれ、妙深寺長野別院の三祖会を奉修させていただきます。

小さな小さな法城ですが、まごころのこもった奉修です。目の前にある課題から目を反らさず、いろいろな工夫をされています。

第2部は「こころの談話室」ですって。パンフレット、この形、見てください。お医者さんからいただく処方箋や、お薬袋のデザインです。

有難い。しっかり勤めさせていただきます。

2013年6月29日土曜日

長野の珈琲日和さま

今日も目一杯の一日で、有難かったですー。まだ、終わらないのですが。

お助行から始まり、長野へ移動して、そのまま珈琲日和さんに連れて行っていただきました。初めてマスターにお会いできました。やっぱり素敵なマスターでした。

本当に、いいご夫婦。微笑ましい。お二人のお話を聞いていると、こちらまであったかくなります。

実は、今日から明日にかけて、陸前高田のみなさんが長野に向かっています。長野の珈琲日和さんがコーヒー豆を送り続けてきた高田高校仮設住宅の珈琲日和のメンバーです。あの大津波で流されるまで、マスターの中田さんは陸前高田で喫茶店を経営し、珈琲を煎れていた本物のマスターなんです。本当に、素晴らしいコラボレーションが生まれていたんですね。

こうして不思議な縁が結ばられてゆく。そうした中にいさせてもらえる私たちも、本当に有難いです。

そのマスターが「ただ、ありがとうって言いたい」と言って、みんなと一緒に長野に向かってます。片道だけで15時間かかるはず。

長野別院のリョウさんが高田の皆さんに宿を紹介してくださったそうです。リョウさんも、高田の皆さんと深い絆を作り上げられました。

とにかく、珈琲日和のランチ、美味しかったですー。是非、お試しいただきたいなー。もちろん、珈琲は格別です。マスターの焙煎ノートを見せていただきましたが、すごい。アメリカ製の機械に刻まれた目盛りが真剣さの証明ですね。

壁のあちこちに、子どもたちからのメッセージが張ってありました。

「パパへ。ずっと、ずっと、大すき!」って。こりゃー頑張れます。

そして、マスターは「辛い時に書いたんです。恥ずかしいー」と言っておられたけど、壁のメモに感動しました。

一、泣き言を言わない。
一、あわてない。
一、決断をためらったり、先送りにしない。
一、暑い寒いなど天候のせいにしない。
一、条件について弱気にならない。
一、最後まで力をゆるめない。
一、常に後しまつ。

自分に言い聞かせるメモ。大好きです。『雨ニモ負ケズ』だって、自分に言い聞かせるために書かれたメモだったのですから。

別院に戻って別の方のご面会をいただきました。心が締め付けられるお話をお聞きしました。教務である以上、胸が締め付けられるお話を進んで聞かせていただかなければならないですね。その覚悟こそ、佛立教務の覚悟だから。それでも、心が締め付けられて、申し訳なく思います。

必ず、いいご奉公をさせていただきたいと思います。みんなで、そう自分に言い聞かせて。

ホテルに入り、そのまま乗泉寺さまとネットをつないで会議をしています。夕食休憩。19時10分再開です。

清翔師と長野に向かっています。

6時前のお電話でお寺を飛び出し、大奥さまと受持の淳慧師と、鈴木さんのお宅までお助行に伺いました。昨日、久子さんが肺炎で入院し、その状態が思わしくないという光さんからのお電話でした。

ご自宅でゆっくりお話を聞いて、みんなでお看経をいただきました。60年以上も一緒に過ごした自宅から重篤な状態で病院に行かれた久子さん。おじさんの心の内は推し量れません。さみしいと思うのは当然です。

久子さんがいなければ、『佛立魂』は書けなかったのですから、大変なご恩のある方です。先日、一人でお助行に伺ったのですが、食が細くなって痩せられていました。

そして、お寺に戻り、今は長野に向かっています。明日は妙深寺長野別院の三祖会です。大阪から戻り、昨夜から御法門と原稿2本を書き上げることが出来ました。まだまだ、今日中の原稿があります(涙)。役中テキスト、ミュージアムの掲示物。

新幹線で一緒に清翔師が行ってくれるとのこと。いつも一人の移動なので、少し楽です。と思いきや、新横浜駅の改札を通り、東京行のホームに上っていくと、清翔がいない(涙)。付いてきてない。

まさか、この数メートルではぐれるわけもないので、「清翔ー、清翔ー」と呼ぶと、少し経ってから姿が見えました。

「ビシッ」という音を立てて、改札口で鞄の取っ手が切れたとのこと。「カルマだな」と言って写真を撮りました。

楽しい道中になりそうです。清翔の気遣いには、つくづく感服です。今日は鞄という小道具を使い、それを絶妙のタイミングで切ってまで、僕を元気づけようとしているなんて(笑)。天才です。明日、頑張れそうです。

お寺に咲いた朝顔。撮って送ってくれました。トマトもちょっと赤くなってきました。夏ですねー。

2013年6月28日金曜日

2013年6月27日木曜日

アイデンティティを伝える場

京都佛立ミュージアムの会議、ノンストップで進めてきましたが、終わりません。次の展示について現場で準備できるのは前日のみ。また、個別の作業やメールベースでの確認作業になります。それでも、細部までこだわった素晴らしい展示にしたい。

開導聖人の素晴らしさを伝えることは、そのスケールの大きさからして簡単ではありません。しかし、これこそ佛立のアイデンティティを伝えることであり、再確認することになるはずです。妥協できません。

常に生きた仏教の素晴らしさを伝えられるような常設展示スペースの充実。「ここに来れば、1日で、1発で、佛立信心のすべてが分かる」というような展示。このミュージアムの開館当初から持っていたテーマを、良光師とあっこちゃんに委ねました。限られたスペースで表現する難題です。よろしくお願いします。

今日も、委員やボランティアの方々のご奉公のおかげさまですー。ありがとうございます。

もう19時。北野の空は絵画のように綺麗な空です。

2013年6月26日水曜日

長松寺の蔵

昨日の朝は門祖総講。退院したばかりの方がお参詣してくれていて、ご信心の有難さを噛み締めながら御法門を拝見いたしました。

午前中は何件かお話し合いをさせていただき、午後は浅葉先生のデザイン室へ。

今日は午後から京都に入りました。長松寺の蔵の中に眠るご遺品を整理して、京都佛立ミュージアムの常設展の展示できるものを考えていました。とても難しいです。

幕末と明治にタイムスリップします。また、こうしたご遺品を守ってこられた日峰上人と小千代お祖母さまのご奉公を目の当たりにして、その面影が蘇ります。

写真は「長松唐草紋」「蝶松唐草」の下書き、デッサン画の一つです。すごいですねー。

明日はミュージアムの委員会です。7月6日からの「
俗画さとし絵展 パート2」の最終打ち合わせです。

2013年6月25日火曜日

いつもの空、特別の空

表参道から恵比寿。駅前を通過して、ふと見上げたらこの空。

ビルとビルの間の狭い空。たくさんの人が歩く、いつもの空だと思うのだけど、あまりに美しいから声を上げて写真を撮りました。

それだけー。今日も、そんな空を見つけることが出来て、幸せでした。

みんなにとっていつもの空も、自分にとって特別な空になり得る。環境も大事ですが、それを映す自分の心を曇らせたくないと思いました。

クリエイティブなお時間

浅葉克己先生の事務所にお邪魔してきましたー。本当に、愉しい時間。クリエイティブなお時間。

なんか、先生のクリエイティブなお話を聞いていると、いつも使っている脳と違う場所がゾクゾクするというか、心も頭もワクワク、ドキドキします。きっと、クリエイターであった開導聖人も同じ感性をお持ちだったのだろうなー。いつもながら、トンチとパンチがなきゃいけません。クリエイティブでないといけませんねー。

贅沢な、クリエイティブなお時間でした。

8月18日(日)には京都佛立ミュージアムに来ていただいて、テラコヤスコラの講義をいただきますので乞うご期待!

2013年6月24日月曜日

ガラパゴス

月曜日は月。月の曜日。

スーパームーン、さっき妙深寺の本堂の上に浮かんでいたから、カメラを持って行って撮りました。きれい。大きい。

都議会選挙の投票率の低さや結果を見て、この国の危機を思います。2030年の日本なんて想像すら出来ません。米国国家情報会議の『2030年 世界はこう変わる』を読めば、日本人が奇妙に落ち着いているのは「ガラパゴス化」の成れの果てだと思えるはず。

そんなこと、考えていても仕方ないかな。今日は一日病院に行っていました。何とか大丈夫だったようで、少し安心しました。もっと健康に気をつけます。

ありがとうございます。

2013年6月23日日曜日

ブルームーン

素晴らしいお天気の下、静岡県沼津市にある聞法寺の開導会を奉修させていただきました。

窪田日求上人は日博上人とご縁が深く、岡野町にあった妙深寺でご奉公されたこともあったと知りました。信廣会の会長上人のご自坊。本当に、緊張の中のご奉公でした。ありがとうございました。

富士山の世界遺産登録の日と重なり、特別な意味のあるお参詣となりました。一生忘れられません。

また、今夜は「スーパームーン」ということ。月が地球に近づき、最も大きく見える日です。

東日本大震災の直後、2011年3月19日には19年ぶりの大接近がありました。その距離は約35万6577キロメートル。その前に月が地球に大接近した2005年1月の2週間前にスマトラ沖大地震が起こったことを考えると怖い気もします。十分に注意してください。

いま、横浜は曇っていて、月は見えません。でも、今日23日の20時12分、月が今年最も地球に近づきます(約35万7000キロメートル)。そして、この後、20時32分に満月の瞬間を迎えるようです。


スリランカの月もすごかった。僕は、スーパームーンよりも「ブルームーン」が好きです。

本当に、色々な意味で特別な週末でした。ありがとうございました。

こんなに美しい世界

美しい星。見て、こんなに美しい。こんなに美しい世界。

自分の目で、見ることが出来る今を、とても幸せに思います。

朝、5時に目が覚めて、しばらく窓の外の微かな波音を聞いていました。

窓を開けて、富士山を見ました。いつ見ても富士山は富士山ですが、今日は特別です。

富士山の世界遺産登録のために、何年間も活動をしてきた方々にとって、本当に嬉しい日になったと思います。そんな特別な日に、こうしてここにいて、富士山を見上げられるなんて、申し訳ないくらい、またまた絶妙なタイミングでした。

本当に、美しい景色の中に来ることが出来て、ありがたいですー。

9時半に出発いたします。

2013年6月22日土曜日

世界遺産・富士山

今日、この記念すべき日に富士山を眺める絶妙。先ほど、富士山が世界遺産に登録されたとのこと。

明日の朝は、民宿の窓から世界遺産になって初めて朝陽に照らされる富士山を眺めよう。

壮年会の皆さんと、何年経っても、「富士山が世界遺産に登録された日は、沼津聞法寺の開導会のお参詣で、みんなで静岡にいたねー!」って思い出せます。

不思議ー。絶妙ー。何から何まで、有難いですねー。

インチキと子供騙し

トルコでも、ブラジルでも、デモが行われている。時々、Facebookのブラジルの友人たちが、そんなデモの模様を伝えてくれている。こうした市民活動をどう捉えるか、見解は様々だろうけれど、僕は少し羨ましく思う。

明日は参議院選挙の行方を占う都議会選挙。僕たちが考えている以上に大切な、重要な選挙に違いない。そういうことに関心のある国の空気と、何とも言えない無関心が広がる国の空気。日本は明らかに後者だと思う。

若い人たちが多い国ではデモが起こりやすく、そうでない国は起こりにくいという。日本も、圧倒的に若者が多かった敗戦後10年から20年後の時期、最もデモが多かった。

安保闘争というが、どんな問題にせよ、若者たちの純粋な理想や情熱が、巨大な権力に対して、たじろぐことも、諦めることもなく、立ち向かわせたのだと思う。

あれから40年。超少子高齢化の進むこの国で、あの頃の行動を笑うことなど出来ないし、むしろ学ばなければならないと思う。アンチエイジングは、個人の身体だけの話ではないはずだ。国も、賢明さと共に、ある意味で若さを保つべきではないか。

「老練」ならばいいが「老醜」や「老獪」など、年老いた人を戒める言葉がある。達観を装い、視野も狭くなり、ひたすら我欲だけ強ければ残念な存在になるだろうし、冒険や挑戦の邪魔ばかりすれば「老害」と言われかねない。80才で3度名のエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎氏のような若々しさを持つ人は、残念ながら多くないのだ。いま、国全体が年老いてきているのではないかと思う。

どうしても理解できないのは、この国の静かさ。東日本大震災が起こって、阪神淡路大震災の何倍もの方々が亡くなり、未曾有の原発事故も発生して、今でも帰宅できない方々がたくさんいて、しかもこれから東南海の広い地域で超巨大大地震や大津波が起こると言われている。そんな中なのに、何とも言えない静かさがこの国を覆ってる。気味が悪いほど、静かで、ピントがずれていると思うのだ。

何かが麻痺しているのではないか、どこかか壊れているのではないだろうか。

遠い国々で起きているデモのニュースを聞く。不安定な社会という解説を聞きながら、その一方で、こちら側の、何事も冷静な、問題意識も薄く、情熱もなく達観し、大人びた国や空気を見ている。

原発事故が起きて、原子力発電は「コストも安く、地球にも優しいクリーンエネルギー」なんて冗談のようなものだと誰もが思い知ったはずだ。しかも、最終処分の方法も場所も決まっていないし、何かが起きたら制御もできず、管理体制も全くのいい加減なものだと判明した。

インチキと子供騙し。いま、目の中に入ってくるものは、インチキと子供騙しばかり。しかも、まるで何の罪もないお年寄りを騙す詐欺のような手法で、問題のすり替えが行われてゆく。

今後の世界で最もリスキーなのは、増え続ける自然災害だろう。個人にとってもそうだし、ビジネスでもそうだ。自然災害が起こって、計画の変更を余儀無くされる。計画が頓挫する。そんなことが続発する。エネルギー政策についても同じだと思う。だとしたら、何事かが起きたら制御できなくなる原子力発電の恐ろしさを考えてみて欲しい。

巨大なファンドの手によって乱高下する為替。こんなもので実体経済が浮きもすれば沈みもするなんて、本当に馬鹿げていないのだろうか。博打打ちの息子に家族全員が運命を委ねていたら、きっと別の道を探すように勧める。株式市場に地球全体が運命を委ねざるを得ないのは、同じような構図とは言えないだろうか。

もちろん、もう下りられないゲームだと思う。しかし、実体経済からかけ離れた「市場」とは誰にとっての「市場」だろう。もはや、その「市場」では、株が上がっても、下がっても儲かる方法があるのだから、それこそ「実体経済」や人々の「市場」などではなくなり、必然として投機的にならざるを得ないではないか。健全な市場のはずが、もう誰にも止められないほど投機的になっている。ギャンブルのように。

原子力発電所の再稼働を掲げた政党。本当に、これでいいのだろうか。いいわけがない。東日本大震災が発生して、これほど多くの方々が苦しみ、様々な問題が明らかになっているのに、なぜ、国家を上げて別の道が歩み出せないのだろう。経済政策にしても、エネルギー政策にしても、「憲法改正」の奥に見え隠れする「本音」にしても、違和感ばかり募る。

『仏教徒 坂本龍馬』という本を書いていて見えてきたのは、「仏教国・日本」という「この国のかたち」だった。明治維新の直前まで遡れば、龍馬たちが夢見た「仏教国」としての日本が見えてくる。明治新政府はその道を歩まず、むすろ破壊し、忘却して、「神国・日本」としての道を歩んだ。そして、無惨な敗戦を迎えた。

敗戦の後、「神国・日本」の国家観は潰えた。サンフランシスコ講和会議の席上、セイロン代表のジャヤワルダナ氏は「仏教国・日本」として再生の道を歩ませ、賠償の放棄を説いた。しかし、その後の多くの日本人が、確たる宗教も思想も持てずに生きた。

「エコノミック・アニマル」と世界から呼ばれるほど、経済発展を追い求め、事実として世界有数の経済大国を築き上げた日本人。しかし、右肩下がりの社会となった今、エコノミック・アニマルも少なくなり、思想や信仰を持つ人も少ない。「仏教国・日本」なんて想像もつかない。

いま、経済活動にしても、環境やエネルギーの問題にしても、心の病の増加や家族の問題にしても、「仏教国」であればどのような選択するか、どんな着想で進んでゆくのか、考えるべきではないかと思う。ブータンのような国に戻ることは出来なくても、「仏教」という指標で、国のかたちや方向を見出せないだろうか。

デフレ脱却を掲げ、金融緩和で、円安歓迎で、株価高騰で、所得増加、消費税増税、財政健全化。そして、原油価格の上昇、エネルギーコストの増大、経済発展のためには原発再稼働も止む無し、となっている。なぜ?どうして?

これを認めたくないと思う。どんな選択でも、全員がハッピーになることはない。社会が大きな転換を強いられた時、皇帝であろうと、貴族であろうと、大地主であろうと、大富豪であろうと、労働者や民衆であろうと、大きな負を背負って変革に臨んだのだから。

再稼働と言いながら、福島第一原子力発電所では、燃料を取り出すだけで、あと何年もかかる。まともに作業すら進んでいない。汚染水の処理だって、ずっとイタチごっこが続いてる。

「自然界への問題はない」とか「人体への影響はない」というのであれば、それを言う方のご家族や子どもたちに、その水を飲ませられるレベルであって欲しい。もしそうでないならば、全ての真実を申し伝える必要がある。

つい先日も、東京の川で獲れたウナギからセシウムが検出された。この他、本当に広い地域で、民間人が、自分たちの力で、民間の検査機関に依頼して、そして次々にセシウムが検出されている。出荷規制など、その産業の方々は大変な思いをされているに違いないが、人々の健康が最後の最後に回されていると感じる。食品ごとにセシウムレベルを表記してもらいたいくらい、事実がうやむやになっていると思う。

東京電力の方々でマネジメントする方々にも、愛するご家族がいるはず。政治家の方も同じはずだ。昔、カイワレ大根を食べて見せたり、口蹄疫の時には牛肉を食べて見せたりしてくれたではないか。「大丈夫」というならば、その水を飲んで見せたりしてもらいたい。

この奇跡の星・地球の中で、圧倒的な影響力を持つ人間。僕たちが何とかすれば、地球も何とかなる。

核兵器を使用された国、こんな悲惨な大地震や大津波があって、しかも原発事故があった国。それで何も学べなかったら、どうしようもないと思う。

経済偏重で、いいのか。問題意識が希薄で、いいのか。このままで、いいのか。

かといって、都議選で投票する政党も政治家も、見当たらないかもしれない。だからこそ、市民一人ひとりが動き出している国々の若さ、純粋さ、情熱を、羨ましく思う。僕自身も、もっと、もっと、声を出し、行動し、闘ってゆかなければならないと思う。インチキと子供騙しばかりを感じてしまう世の中で。

後悔したくないし、国の未来を占う明日の都議会選挙の前に、書いておこうと思った。

沼津三津浜の民宿にて。

さっき、彩雲が出ました。久しぶり。有難い。

沼津御用邸記念公園

明日は、沼津・聞法寺の開導会にて奉修導師のご奉公をさせていただきます。

今回は妙深寺の壮年会から総勢20名の方々がお参詣くださいます。普段はなかなかゆっくりお話することができませんから、今夜から明日にかけて、たっぷり語り明かしたいと思います。

いまマイクロバスで一緒に沼津の御用邸記念公園に来ました。とにかく沼津は風光明媚で美しいです。御用邸の松が、すごい。生き証人。

シェーカーと翼くん

静岡、大好き。いい天気。

昨日、撤収した写真パネル。シェーカーと翼くんを見つけました。

2013年6月21日金曜日

撤収

朝からひたすら撤収作業をさせていただきました。完全なる肉体労働ですから、運動不足の僕にとっては有難い。

今日もボランティアの方々に救われましたー。本当に、皆さんがいなければ、きっとミュージアムの運営なんて出来ていません。ありがとうございます。

今夜は19時から6月度の教幹会議。妙深寺まで戻るつもりでしたが、どこでもドアがない限り無理でした(涙)。開導会、ツリーハウス、「陸前高田・イン・サマー」、平成24年度の決算報告もあり、ウェブで参加することにしました。

ようやく終わりました。横浜に戻りますー。明日の朝から妙深寺の壮年会と一緒に、聞法寺さまの開導会のご奉公へ向かわせていただきます。信広会会長・窪田御導師のご自坊です。今から緊張しています。

それにしても、ハシゴに上っての作業、ちょっと怖かった(笑)。前中くんが写真を撮ってくれていました。こわー(汗)。もう止めときます。

2013年6月20日木曜日

「求む友。(モトムトモ)」

今日は京都で会議でした。午前の会議が終わり、午後の会議も終わり、ホッと一息です。

今日の会議ではなかったのですが、ちょうど本日を以て京都佛立ミュージアムで開催されていた「室町の救済者 日隆 写真の旅 〜越中富山から種子島・屋久島まで〜」の企画展示会が終了しました。ご来館いただいた皆さま、ありがとうございました。

「織田信長の殺された本能寺は知っていても、その名刹を創建した偉大な僧侶のことは知られていない」という問いかけ。亀村俊二先生の美しい写真を通じて、たくさんの方に日隆聖人を知っていただけたのではないかと思います。

そして、京都佛立ミュージアムの次回の展示会がやってきます。

題して、「京都佛立ミュージアム 開館1周年記念 特別企画展 俗画さとし絵展 〜アートディレクター 浅葉克己の見た明治の仏教ルネサンス〜」です。

平成25年7月6日(土)から9月29日(日)まで開催します。期間中、8月18日(日)14時からは浅葉先生による「デザイン×仏教」というテーマの特別講座・テラコヤスコラも開催。楽しみにしていただきたいです。

今日、驚いたことがありました。俗画さとし絵がオークションに出ているというのです。分厚いオークション雑誌を見ると本当に載っていました。4点。30万円〜、と。こうしたご不敬は残念。

解説文を読むと「長松家の最重要宝物に位置づけられている」「掲出は長松家本とは細部を異にするが〜」と書いてありました。長松家のこと、その宝物までしっかり調べておられる。ある意味で、すごいです。

『仏教徒 坂本龍馬』を書かせていただき、京都佛立ミュージアムでは「俗画さとし絵展」などが開催されて、明らかに長松清風日扇聖人という存在価値が見直されてきているということを実感しました。宗内ではなく、こうしたオークション雑誌に出ていて、しかも、「資料の部」という中でのこの値段は、ちょっと驚きました。もちろん、私たちにとっては金額など付けられないほど大変価値のあるものですが、数年前にも同じような直筆ものが出ていて、その時の値段は哀しいほどだったのです。

いずれにしても、開導聖人の価値は、これからが本番、これから真価が明らかになってくると思いますし、そうさせてもらいたいと思っています。ご信心をさせていただいている身近な私たちですら、灯台もと暗しで、うっかりすると本当の価値に気づけていないかもしれませんから、これからですね。

浅葉先生のお力も借りて、頑張ってゆきたいと思います−。

そう、今日、もう一つのサプライズ。それは、浅葉先生からの直筆のプレゼント!

浅葉先生がカメちゃんに「ボスに渡しといてー」って預けてくださったんでって。先生直筆の書です。土屋耕一先生の回文ではないですかー。その回文の、浅葉克己氏による書。すっごーい。うれしー。

「軽い機敏な仔猫何匹いるか。(カルイキビンナコネコナンビキイルカ)」

「求む友。(モトムトモ)」

プッて、思わず幸せになる。回文を考えるのも、回文を読むのも。

『土屋耕一のことばの遊び場。』という本も出版されております。トンチとパンチがないと、無理なんですよね、回文は。糸井重里さん、すごい。天才です。僕たちとは全く頭の使い方が違う。
http://www.amazon.co.jp/dp/4865010416

もっともっと、磨かないと、ダメですね−。ありがとうございます−!

今日は飛行機、明日は電車

今日は飛行機を使わせていただいて、明日は小倉駅から新幹線、京都駅でサンダーバードに乗り換えて敦賀、敦賀で北陸新幹線に乗り換えて長野へ向かう予定です。 小倉から京都は591キロで148分、京都から敦賀は94キロで52分、敦賀から長野は353キロで110分だそうです(乗換案内さんが教...