私がブラジルご奉公に行くことを知って、「僕もお供します」と言ってくれていたのだが、現実に彼の仕事は忙しいし、とてもブラジルまでは来れないと思っていた。しかし、この1ヶ月でビザを取得して、団参に遅れること1日にして別便でブラジルまでお参詣したのである。磯貝さんも同行してお参詣くださった。昨年もブラジルご奉公の後、イタリアで合流した。今回は、実にブラジルまで来てしまったのだからスゴイ。
実は、ひろし君はブラジルに行く直前にあるビジネス・ニュースに出演していた。彼の事業を番組で取り上げてくれたわけだが、その番組を見た日本最大の車メーカーの専務からお電話をいただいたという。これも有難い話であり、これだけで驚きなのだが、ひろし君からブラジル行きの話をすると、「ブラジル現地法人の社長が友人であるから紹介しよう」という話になった。故に、ご奉公の合間を縫って、その社長と会談することになった。妙不可思議の御利益としか言いようがない。ご信心に中途半端はない。ひろし君を見ていると、本当に不思議だ。縁を呼び寄せている。お計らいをいただき続けている。
私が日教寺でお話をしてお教化になったことは、ひろし君のことであり、彼のプロフィールは日教寺のご信者さんを中心に知れ渡っていた。その後、彼らはブラジル滞在中、数え切れないブラジルのご信者さんから声を掛けられることになった。
私は団参者一行とリオ・デジャネイロに来てしまったので、サンパウロで彼と別れた。彼はリンスにもお参詣し、法要中はビデオ撮影のご奉公、磯貝氏もカメラ撮影のご奉公に汗を流してくれた。磯貝氏はご信心をして数ヶ月だが、ブラジルまで来てくれた。しかし、リンスの大宣寺の本堂に入った瞬間に涙が出てしまったという。有難い。これが本門佛立宗のご信心だと思う。
ひろし君からリオにメールが届いた。
また、イタリアに到着したひろし君からもメールが来た。これも、驚きと感動のメールだった。それは、この1年間、正法帰入を祈願してきたアンドレアがご信心をすることになった、お教化することができたのです、という報告だった。
アンドレアは、2月に私がイタリアに行った時にも、時間のない中でテルミニ駅まで来てくれて、そこでご信心の話をした。仕事柄、イタリアの創価学会のプレジデントとも面識があり、本門佛立宗と彼らでは何が違うのかとしきりに聞いていた。短い時間ではあったが説明した。今回、イタリアにひろし君が立ち寄り、アンドレアと話をして彼がご信心するようになるということは大変なことなのである。とにかく、アンドレアは「良い奴」なのだから。
重ねて、返信が来た。
「御住職さま。ありがとうございます。しかしアンドレアのお教化は私の力ではありません。まず御住職、ケンジ、私がずっと御祈願させて頂いていた事。これが、まずアンドレアが信じる、きっかけの大きな要素だったと思います。つまり、そのことで佛立宗が、本当に人のために祈る、本物の仏教であることを理解し、納得してくれたと思います。自分の得にならない(表面的には)のに、人の為に祈り続けるということが、まずアンドレアにとって驚きでした。次に、御住職が先日アンドレアにお会いしていただきお話をしていただいたこと。これも彼の非常に大きなモチベーションになっています。ですから、勿論、今日も佛立宗のお話を一生懸命させて頂きましたが、結局は積み重ねであり、我々の誠意が伝わったということだと思います。何よりも、絶対に、絶対に、御法さまのおはからいであることは間違いありません。ですから、最後のスイッチを押したのは私かもしれませんが、私の力でお教化が出来たのでは断じてありません。だからこそ、尊く、ありがたいです。そして、これもブラジル開教100周年の現場に立ち合わせていただいた功徳だと思います。本当に本当に心からありがたいです。多分、日水上人と日博上人にご褒美を頂けたのだと思います。私は、ご住職に出会えて、佛立宗に出会えて、本当に本当に良かったです。ご住職に心から御礼申し上げます。ありがとうございます!これでアンドレアが苦しみ(まずは病気)から逃れられたら、こんなに嬉しいことはありません。生きていて良かったと思います。そして、こうやって心から人のためを思える自分にならせていただいたことが何よりありがたいです。私は絶対に絶対に負けません!これからもご弘通に命を賭けて頑張ります。負けてはならぬ祖師のお味方ですから・・・・・ありがとうございます!!!!!!!!!!ひろし拝、」

結局、ブラジルで3人をお教化、イタリアでアンドレアをお教化してしまった。ひろし君、すごい。有難い。なんてすごいんだろう。ひろし君のブラジル来訪は歴史に残るご奉公だった。これが、100周年最大のインパクトであったように思う。
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