スリランカのディリーパ良潤師と来年のご奉公について打ち合わせを行いました。スリランカ大白蓮寺として新年度を迎えようとしています。
そもそも仏教は国際宗教で民族も文化も言語も異なる国に住む人びとの心に浸透し、その支えとなってきました。
長老化したり、大衆化したり、土着化や密教化したり、変容したように思えますが、仏教の本質は一つ。人類史上稀有な到達点とも言える普遍思想でした。
その普遍思想を説く経典が「妙法蓮華経」であり、その中に登場した上行菩薩としか思えない、証明者として末の世に登場されたのが日蓮聖人でした。
本門八品所顕 上行所伝 本因下種の南無妙法蓮華経。この御題目は真に普遍であり、世界中のとこであろうと「Namu Myo Ho Ren Ge Kyo」と唱えて一つになることが出来ます。
深淵な教義とシンプルな修行。ユニゾン、合唱による協調と統合。 本当に、ありがたいです。
国際弘通には断固たる決意や柔軟かつ迅速な対応、指導、相互の信頼が欠かせません。いい意味で期待せず、もっと信じて、ご奉公しています。人間はそんなに強くないから、オープンに語り合うことしかありません。
来年度、妙深寺の門末、INS、スリランカ大白蓮寺、ネパール別院は、さらなる挑戦を試みます。
まず、スリランカ大白蓮寺は三大会の奉修と、3人目のスリランカ・ネイティブ佛立教務であるハシャーン清嵐師の佛立教育専門学校の入学を目指します。
同時に、長年献身的にご奉公を続けてきたスリランカのダスン・アンジェラ君とネパールのビカス・タパ君を来日・修行させ、来年度中にゴール親会場を別院に昇格させることを目指します。
様々なご奉公の一つ一つに目標を立て、厳しい世相と激しい無常の中でも着実、確実にご弘通が進展してゆくように、異体同心でご奉公に取り組むことを確認しました。
ありがとうございます。
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