昨夜は横浜でも強い風が吹いていました。
強い風が、ウイルスも、行動制限で鬱々とする気持ちも、吹き飛ばしてくれたらいいのに。
今年は本当におかしいです。夏の始まる前から枯葉がたくさん落ちていたり、変わったタイミングで花がついたり、逆に咲かなかったり、虫たちが異常に小さかったり。
藤の花も、タイミングを外して咲いていました。美しいけれど、心配になります。
本堂の奥、お控えの間に活けていただいたリンドウ。その深みある碧さに感動しました。花器の藍色と相まって何とも言えず美しい。
境内には暑さにも負けないルドベキア。オレンジと黒いコントラストがクマバチのお尻みたいで愛らしい。
ただ、そんな美しい自然を壊しているのは人間。人間の蛮行によって自然界のサイクルは狂わされています。
IPCCは、国際社会がこれまで設定してきた気温上昇抑制の目標が2040年までに、早ければ2030年代半ばまでに、突破されてしまうと指摘。海面水位が今世紀末までに2メートル上昇する可能性も「排除できない」としました。
「向こう数十年の間に二酸化炭素及びその他の温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中に、地球温暖化は摂氏1.5度及び2度を超える」とも警告し、国連のグテーレス事務総長は「本日のIPCC第1作業部会報告書は、人類への赤信号」だと発言しています。
全人類に打たなければならないのは心のワクチンです。心のワクチンを打たなければ人類は滅びてしまいます。
何もかもが呑気で、的外れに感じます。
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