2007年12月2日日曜日

『妙深寺報』 12月号

 12月号の妙深寺報が完成。実は昨日の月始総講には間に合わなかった。月始総講の後には「役中協議会」といって妙深寺でご奉公くださっている方々が各教区毎に打合せをする。協議会の前後にご信者の皆さまにお配りするものなどを分けたりするから、1日に寺報が間に合わないというのは大変なことなのだが、今月はギブアップ。すいません。

 しかし、今月の寺報の出来には満足。表紙には毎年の越年迎春の模様を捉えた写真を使い、裏表紙は七五三で見られた子どもたちの顔、顔、顔。笑顔が溢れている。内容も高祖会の特集記事で、冒頭に小林御導師の御法門を掲載させていただいた。また、光薫寺の方々からいただいた信行体験談も掲載し、その高祖会の感動を教区御講で語ってくださった方々の声も掲載させていただいた。

 毎月、産みの苦しみはあるが、50年後の人たちにまで届ける、届けたいと思って寺報の編集作業に当たっている。というのは、はるか60年近く前に、この横浜妙深寺から日博上人が発刊していた『一実』誌は、今でも私たちの重要なテキストになっているからだ。発刊から50年以上経っても、若い私たちが読み返し、ご弘通の息吹を感じられる誌面。すごいなぁ、と思う。だから、難しい読み物よりも、生きた、生の、ドキュメントの、息吹、息づかいが伝わるように、何とか編集したいと思っている。そう、50年後に、妙深寺や本門佛立宗を背負う若者たちが見てくれているかもしれないのだから。

 顔写真もたくさん掲載しているので、この七五三の写真に載っている人も楽しんでみてくれないだろうか。50年後は7歳の子も57歳かぁ。「あら、あたしが写ってる」と楽しんでみてくれないだろうか。そうしたら、自分の写真を見ながら掲載されている御法門や巻頭言、体験談も読んでくれるかもしれない。とにかく、今の時代に生きている人だけではなく、50年後の方々のご信心が、少しでも前に進むのであれば嬉しい。そういう意識は、「モノづくり」をする人にとって大切だと思う。

 12月は師匠も走る「師走」。今日は14時から年に一度の壮年会の御講が奉修された。いま、久しぶりに教務室のPCの前にゆっくり座ることができた。

 これから、寺報に掲載された文章などを整理して、更新できなかった分をブログに載せようと思う。

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