2011年4月21日木曜日

陸前高田市からのご遺体

先日来、千葉県の火葬場で陸前高田から届くご遺体の火葬に、佛立宗の有志の御講師方が駆けつけて、御題目をお唱えしてくださっています。

前回は、妙深寺からも信仰師、清翔師、清信師、良潤師、青年会の由香ちゃんや益美ちゃんもご奉公してくださいました。陸前高田からのご遺体は、主にお年寄りと若い方のご遺体とのこと。慎みながら、泣きながら、厳かに、御題目。

他宗の僧侶の方は、可哀想です。般若心経を唱えても、すぐに終わってしまいます。御題目、ずっとずっと、夕方まで、最後のご遺体が荼毘に付されるのが無事に終わるまで、お唱えしてくださいました。夕方駆けつけた清顕師は、駐車場で車を降りた時、遠くから聞こえる御題目の声を聞き、とても心強く、有難く思ったと言っていました。

佛立信心は、本当に、ありがたいのです。なんでも、どんな時でも、どんな事態でも、ご奉公が出来るのです。

0 件のコメント:

炎の中にあるもの

人は死ぬ。必ず死ぬ。どんなことをしても150年生きる人はいない。人は老いる。人は病む。そして人は死ぬ。 生ものだから死ねば腐る。だから埋めるか、土に返すか、燃やして灰にするか、動物に与えるか、する。世界には様々な葬送の仕方がある。 仏陀は火葬された。仏陀は分骨された。ガンジス川に...