世界中で報道されていますが、SNSの禁止措置に端を発したネパールの混乱は未だ収束するめどが立っていません。
コレイア清行師からも今後の見通しがつかないと報告が来ています。何人かの閣僚は妙深寺カトマンズ親会場の近くに家があり、放火されて炎が上がっている様子も送られてきました。
残念ながら、仏教の創始者が生まれた国は長らく不安定な政治状況にあります。王族内の殺人事件、ディペンドラ王太子による一家殺傷事件（真相不明）もあり、王制は廃止、ネパール王国（ゴルカ朝）が滅びてからまだ20年も経ちません。
緊迫する世界の最前線。本化仏教の西漸という壮大な旅は世界情勢の悪化と共に険しさを増しています。無論、のどかな旅行とは思っていませんが、とにかくネパール教講の安全と事態の収束を願います。
11月に開教10周年の記念団参を計画しています。ネパールへ行き、血と汗と涙の10年間を振り返り、村々での交流、学校で記念式典、小原旭くんの追悼法要など、みんなでご奉公したい思っています。
犠牲者のご冥福、早期の混乱収束を祈ります。
南無妙法蓮華経
ありがとうございます。
清潤拝、
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