2008年12月23日火曜日

信を説く

 開導聖人の御指南に「信を説かば御法弘まる。法門すれば信者すすまず」とある。「信の一字を所詮と云々。忘るべからざる大事」と。
 いま、人間に必要な心の柱は「信」であり、世の中に取り戻すべきは「信」に違いない。それは、正しい法に対するものでなければならず、本物の信でなければならないが。
 法門を説いて信者が進まないとはどういうことか。よくよく説く者が思慮しなければならない。法門に「信」があるか。「信」を説いているか。世にありがちな講談、賢そうにする説教、倫理や道徳にずれた高飛車な論は、開導聖人の御意から外れて佛立らしさを失う。結果、ご弘通にならぬ。誰もダイナミックな真実の仏教、佛立信心の妙味を味わえない。自身を誡めている。

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