2010年2月2日火曜日

梅の香りを探して

今日も、精一杯、がんばることが出来ました。本当に、精一杯。感謝、感謝です。

でも、まだまだいける、ご奉公させていただける、出来る、という気持ち。

どうしたものか、あまり疲れないです。なにか、不思議な電池が入っている感じです。

病院や消防署もそうだと思いますが、私たちは楽しい時に連絡をもらうことが少なく、人生の緊急事態、苦しい時、哀しい時に連絡をもらうことの方が多いものです。それは覚悟の上だし、それでいいのですが、特に、最近は、本当なら、立ち直れないようなことばかりが続いて、本当なら気分も、やはり沈みます。

でも、それでも、力強く、立ち向かえるということが、自分でも嬉しい。今日も、精一杯、頑張ることができました、から。

朝、雪の積もっていた横浜。でも、この寒い季節に忘れてはいけないのが、「梅」です。梅の花は、こんなに寒い日が続くのに、この時期に綺麗な花を咲かせて、私たちを励ましてくれます。

妙深寺にも、しだれ梅、白梅、紅梅とあり、それぞれが花を咲かせていました。特に、一つの梅の木に、白と紅の梅の花の咲くものがあります。山忠さん(妙深寺の名物おじいさんで、伝説的植木職人でした)が、「住職、この梅は大事にしなよ」と言っていた木もあります。ぜひ、三ツ沢の丘まで来て、見つけてみてください。今の季節限定の楽しみです。

うれしいな、発見できて、うれしいな。

今朝、バタバタしていましたが、少しだけ立ち止まって、しだれ梅の写真を撮りました。こんなことで人は癒やされるものです。もちろん、お看経やお参詣に勝るものはありませんが、普段の生活の中に、「命」を発見していくことほどパワーがもらえることってないと思います。

私たちの普段の生活では、意識していなくでも命を消費することばかり。生きている間は自然にそれを行ってしまっているけど、けなげに息づいている「命」を発見することで、とてつもなく美しい世界、レアな自分、世界で唯一の貴重な人生を生きている自分を発見できて、パワーがみなぎってくるのではないかと思います。

梅の木だけで、また拡大解釈かな。いや、でも、そうでした。綺麗でした。是非、身近な、駅やバス停や、会社や学校への道の両側に咲いている「梅の木」を見つけてみてください。とても元気になります。本当です。

遠くのリゾートに行くよりも、アンビリーバボーな体験、非日常体験をするよりも、そうした方がいい。非日常体験をしなければ癒やされない、ストレス発散にならない、元気でない、リラックスできない、なんてウソです。そうかもしれませんが、それは一時のカンフル剤ですぐ切れてしまったり、むしろ日常が疲れやすくなるはず。もっともっと、身近に、冒険や発見をしていくことができます。

いつもの道で、発見してみてください。必ずパワーがみなぎってきます。

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