才能ある人が逃げ出す国になっていないでしょうか。
ニュースを聞いていると、専門分野や才能に秀でた人が、不当な非難を浴びたり、不毛な中傷や説明の応酬に貴重な時間が費やされているように思います。
欲望、嫉妬、欺瞞。
ジンクスや迷信に溢れた世界は不幸が溢れた社会です。
仏法が乱れているから国が乱れてしまう。正しい信仰が持てないから、迷いが深まる。国力も失われてゆく。開導聖人と坂本龍馬の一致した見解です。
「こんな国に誰がした」と嘆く人がいますが、そんな人には「あなたがしたのです」と答えるようにしています。あらゆる分野、あらゆる業界でも同じです。
ノーベル賞候補者や受賞者を正当に評価したり、そうした人々に活躍の場を与えられる国であるか。そうした社会であるか。そうでないなら、中国と変わりません。
政府が愚かなだけで国民に平衡感覚があるというなら、その方がマシではないか。むしろ、日本は、政府の愚かさ以上に、国民性として、才能ある人を逃げ出させてしまう要素があるのではないか。「足を引っ張る」「ねたむ」というエネルギーが強い。平等主義が新しい差別を生み出すように、優れた努力家や情熱家を正当に認める努力やエネルギーが欠けているように思います。
円高で海外に本社を移転する企業を非難するより、何かを改めてゆかないと。
とにかく、ニュースが偏ってる。ニュースで取り上げられる政治家等の主張は、才能ある人が逃げ出す国を象徴するような、低俗な、非難や政治戦術に溢れています。
これでいいわけがない。これでいいわけがないです。
2010年10月8日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
今日は飛行機、明日は電車
今日は飛行機を使わせていただいて、明日は小倉駅から新幹線、京都駅でサンダーバードに乗り換えて敦賀、敦賀で北陸新幹線に乗り換えて長野へ向かう予定です。 小倉から京都は591キロで148分、京都から敦賀は94キロで52分、敦賀から長野は353キロで110分だそうです(乗換案内さんが教...
-
この地球が到達した、彼も助かり我も助かる、持続可能の再生可能クリーンエネルギーを確かめ合えた時間。 普遍真理、普遍思想を説く仏教が、人びとのライフスタイルに密着し、プラクティカルに実現していることに感激する一座が、本門佛立宗妙深寺の開導会でした。これほど嬉しいことはありません。...
-
磁力で引き寄せられるように自然と一つになってゆく。人間たちの想像をはるかに超えて。僕たちは大きな宇宙の中の小さなピースに過ぎないから。本当に、不思議です。誰がシナリオを書いているんだろう。 今日、サンフランシスコの淳子さんが妙深寺にお参詣くださいました。まったく知らなかったです。...
-
今週の横浜ラグーンは俳優の西村まさ彦さまをお迎えしました。 ご存知のとおり、「振り返れば奴がいる」「古畑任三郎」など、大河ドラマ、映画、舞台、声優、CM出演など挙げればキリがないほどひょうきんな役からシリアスな役までオールラウンドに演じられる名優・西村まさ彦さん。 ジブリ作品『...
0 件のコメント:
コメントを投稿