2025年7月19日土曜日

友情のネパール




















16日はネパールからタパさん親子がお参りしてくれました。学徒ビカス君の叔父にあたり、ネパールHBSの最初期からご縁のある大切な方です。


お父さんはネパール大地震の第一回の支援活動を支えた現地NPOの代表であり、長男のディペッシュ君は清行師と最初期の活動を共にしていました。


10年前の11月16日、僕はお父さんの運転で病院に向かい、サムンドゥラデヴィの学校から運ばれてきた旭くんが乗った車と病院の門前で信じられない遭遇をしました。数秒もズレていない、あり得ないタイミング。絶対に忘れられない出来事、そのルーツにいるお二人です。


2016年1月、現在ネパール別院のある小高い丘を最初に見に行った時もディペッシュが一緒でした。その時の写真もあります。廃墟となった祠、ゴミだらけの丘。でも、ここに決めてよかったです。


ディペッシュ君がスッキリした顔で、なにか吹っ切れたような雰囲気で、嬉しかったです。去年の11月に会った時は心配な空気が彼を包んでいました。本当に、よかったです。とにかく、友だちは大切だけど、いい友もいれば悪い友もいるから、いい友人を選んでほしい。


「悪象を恐れるより悪友を恐れよ」

「もし悪友に値えは即ち本心を失う」


御教歌

「何事も 友が大事ぞ よき友は わがおこたりを せむるものなり」


いい友と、いい人生を歩んでほしい。そのために仏の教えがあります。そのためのネパール仏教復興。カトマンズのセンターにお参りを欠かさずにしてほしい。


10年間、いろいろなことがありました。トライアルの中ではエラーもあったし、キツすぎることも、弱すぎることもありました。しかし、ずっとネパールに大切なものを届けようと願ってみんなで行動してきました。


二人のお参詣は偶然にも旭くんが亡くなった日、月命日でした。偶然ではないですね、ありがたいです。


11月、ネパールへ10周年の団参をいたします。是非ネパールまで一緒に行きましょう。

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