2011年8月26日金曜日

時期尚早だが、政界再編に期待しちゃうな

日本人は「和を以て貴しとなす」を都合よく解釈して、単なる無責任国家や談合政治、傀儡師の暗躍しやすい環境を求めているのだろうか。

このまま議論を重ねることなく数合わせで一国の首相が決まるなら、実力者たちは何でも言うことを聞く候補が一番都合がいいと思っているだろう。こんな国難に直面した日本に、リーダーシップのないお人形さんがトップに就いたらどうなるか。もはや大政を奉還させたらいい。

しかし、これが日本かな。日本らしいのかな。リーダーシップを警戒して傀儡政治ならば安心するものなのかな。となると、「トップは都合が悪くなれば変えたらいい」になる。国民ではなく、政財官の実力者たちはそう思うに違いない。

だから、短期政権が多く、中長期的な国家の課題に取り組めない。短期の政策に終始して国民の機嫌を宥め、短い政権を維持するために綱渡りをするしかなくなる。

「傀儡師」とは、

�人形まわし。特に,江戸時代,首から掛けた箱の上で人形を舞わして見せる大道芸人をいう。でくまわし。くぐつまわし。くぐつし。人形遣い。季新年。
�陰にいて人を操って自分の思いどおりに行動させる者。黒幕。

今度も、そんな考えの下で民主党の代表選が行われ、日本国の首相が決まるならば、誰が勝とうと負けようと、政権運営は極めて厳しくなる。そうであるならば、代表選直後には、それこそ、このままでは分かりにくいまま迎える総選挙をする前に、まず政界再編をすべきだと思う。

政治空白は怖い。やらなければならない復興支援もある。ただし、立法府はひとまず仕事を終えた。この空白は、大混乱をもたらすがきっと国家百年の計には必要となる。

誰が勝とうと負けようと、相変わらずの寄り合い所帯では仕方ないと思う。

「凡なる一将は、非凡なる二将に優る」

船頭多くて船が丘に上がって久しいと思うので。

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