2019年6月16日日曜日

品尾おばあちゃん














いよいよ由緒寺院 長松寺の開導会が始まります。


昨日も、今朝も、たくさんの方々にご奉公いただき、本当にありがたいです。


先住の兄のようにお世話になっている西村嘉津雄さん。僕たちは父の代から「嘉津雄お兄さん」と呼ばせていただいています。大正12年1月14日生まれ。数えで97才。


入隊の時、長松品尾さんが西村家まで来て、見送ってくれたそうです。


品尾お祖母さまは、軍服姿の嘉津雄兄さんを玄関の中まで一度引き戻して、「何が何でも生きて帰ってきてや!」と話したそうです。


西村家は経力組。真清組の真継さんも見送りに来てくださっていたとのこと。当時の京都の佛立講の様子が分かります。


「何が何でも生きて帰ってきてや!」


インパール作戦に出征することになっていて、直前に7名だけ出征取り止めになったとのこと。


100才になられると先住の御23回忌。是非それまでお元気でいていただきたい。


ありがとうございます。

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