2022年3月7日月曜日

植木雅俊先生のご活躍










今日は植木雅俊先生のお宅にお邪魔いたしました。


NHK Eテレの「100de名著」で『日蓮の手紙』が取り上げられたこと、言葉にならないほど嬉しく感激しました。日蓮聖人の満800年目の誕生日、誕生月に、何よりの慶事、慶讃となりました。


数年前、日蓮聖人門下連合会の理事会で800年の慶讃にあわせて日蓮聖人に関するテレビ番組の制作と放送へ向けた協力を呼びかけました。残念ながら番組は実現できず、このまま800年が過ぎてしまうと一人哀しんでいました。


しかし、植木先生の企画展の開催から『日蓮の手紙』の出版、そしてNHK100de名著」の放送と、巡り巡って夢が叶ったような想いでおります。


お借りしていた書籍や資料、絵画をお返ししながら、これからの先生のご活躍に大きく胸をふくらませていました。


100de名著」の先生のテキストはさらなる重版が決定しています。今後、ずっと売れ続けてゆくテキストだと思います。番組のテキストとしてもトップクラスにランキングしています。それはそうだと思います。


先生のご活躍はきっとここから。ウクライナの戦争にしても、気候変動にしても、世界中で人類が危機に陥っていることは明らかです。私たちは価値観をバージョンアップする必要があり、その価値観には歴史と思想と実証がなければなりません。


私は、仏教がそれに当たる、これに適う、と信じています。生きた仏教、本来の仏教こそ、人類の希望です。


今日、『日蓮の手紙』の英語の原稿を少しだけ拝見しました。「久しぶりに英語の頭に切り替えて書いています」と仰っていましたが、さすがの内容です。今後、英語圏でも、フランス語圏でも、先生の著書は出版されてゆくことと思います。ロシア語でも出版していただきたいです。


最近、サン=テグジュペリの『人間の土地』を読み返しています。詩人でフランス文学者の堀口大學さんの訳ですが、高尚すぎて難しい。同じ文章でもその時代時代に息を吹き込まなければならないのかもしれません。


お祖師さまのお手紙も、高尚な文章や高い教壇の上からではなく、もっと違う形で、分かりやすくお伝できたらと思ってきました。植木先生の長い長い研鑽の果実を、このように頂戴することが出来て、本当に有難く、嬉しく思います。


来る417日(日)、妙深寺の教養講座に登壇していただくことをお願いしてきました。生きたお寺・妙深寺に植木先生がお越しくださること、大感激です!みんなで楽しみに、テキストを手に取ってお迎えしましょう!


ありがとうございます。


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