2014年8月17日日曜日

気宇壮大

ちょっと全国的に天候が不順で、極端から極端で、激しい。都市部では共同溝などを作って対策をしてきたはずなのですが、それも軽く超えてしまうくらい、短時間に、猛烈な雨が降ったりしています。

とにかく、前例も当てにならない。

想定内もすぐに想定外になる。

厳しい、険しい時代。

先日、妙深寺の薫化会が防災を学びに行ってきました。

どう生き延びるか、本当に考えて、備えておかなければならない時代なのですね。

特に、72時間が勝負のようです。

仕事も、とにかく厳しい時代。

人生も、すべて、防災の考え方に通じます。

日頃から、どんな風に人と接しているか。

友を大切にして、アンテナを張り巡らせて、自力に偏らず、他力本願でも他人任せでもなく、努力を惜しまず、変化に備え、怠らず、生きてゆく。

それが、生きてゆくということ。

そうでなければ、生きてゆけない。

今日は、神奈川布教区壮年会の平成26年度の錬成会でした。

私は午前中に講演をさせていただきました。

「ブラジルと仏教 ブラジル本門佛立宗に学ぶ」というテーマで、歴史的な写真を見ていただきながら、佛立男子信徒としての気概、ご信心の誇りと喜びを感じていただこうと思ってお話いたしました。

言ってみればブラジルへの移民を創始した「気宇壮大」の水野龍さんも本門佛立宗の男子信徒、壮年会の大先輩です。

まかぬ種ははえぬ。

まいた種ならはえる。

茨木日水上人のご奉公のすごさ、水野さんの気宇の壮大さ、その後のブラジルのご奉公、現在のブラジル本門佛立宗から、佛立教務の、佛立信徒の、誇り、喜びを感じていただければ有難い。

もっと、もっと、燃えて、ご奉公に向かってゆけるはずです。

最近、つくづく、ご弘通の第一の方策は、まず教務が先陣に立つこと、ご弘通で競い合い、教務同士でお折伏をし合うこと、そういう空気を、暗くではなく、明るく育むことだと思います。

午後は、指田御導師からご講話をいただきました。

ここでいただいたお話も、佛立の素晴らしさ、佛立信心の尊さを噛みしめるものでした。

本当に、ありがたいです。

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