2016年7月24日日曜日

後輩

相模原の妙現寺から車を走らせて、後輩が入院している病院に行ってきました。

46才だったんだ。

お母さんから、ずっとお話を聞いてました。

僕が海で突っ走っている時代の後輩でした。

本当にかっこいい後輩でした。

でも、今はベッドの上で、変わり果てた姿になっていました。

ズドーンと、お腹の奥、心の底に、お母さんからお聞きしたお話が横たわっています。

俺は坊主だから、批評ではなく救うのが使命です。昔からの仲間の力になりたい。

医師からは脳のダメージがひどく意識の回復は難しいと言われていたそうですが、横に行って語りかけると顔をしかめて泣き顔を作りました。

みんなが言っていたとおり、意識ある。

手を握って、叱りました。

元気になってお坊さんになれ、出家しなさい、お寺で回収するーと言ったら、笑っていました(笑)。

笑ってくれて、ありがとう。

むちゃくちゃだったナガマツが、今はお坊さんになってる。

石崎パパのお通夜まで、彼に起きたことを知らなかった。

ずっと、疎遠だったことを悔やんでいる。

元気になって、またゆっくり話をしたい。

日曜日の夜、今は横浜に向かっています。

0 件のコメント:

妙深寺に杉野宣雄先生の大作が

杉野宣雄先生の企画展が終了し、図録も大好評をいただき感激しています。 杉野宣雄先生は京都佛立ミュージアムに見事な作品十数点を寄贈くださいました。今後数百年にわたり大切にしたいと思っています。 これらの素晴らしい作品をミュージアムの倉庫にしまっておくだけではもったいないので、貸出契...