2021年6月13日日曜日

明日は師父の祥月ご命日






明日は師父・松風院日爽上人の祥月ご命日。


21年が過ぎました。


この数日、父のことを想い、想って、想って、想って、少しおかしかったかな。


厳しい師であり、最愛の父でした。


60才の誕生日を迎えて、8ヶ月後に亡くなられました。


あまりにも早い別れでした。


しかし、もし、あの時、亡くなられていなければ、私は教務を辞めていたと思います。


ですから、見方を変えれば、私が死なせてしまったと思っています。


先住は、いつも命がけで、私を導いてくださいました。


平成5年と平成12年。


それはきっと僕のような愚かな者を教え導くためでした。


本当に短い時間でした。


実際に語り合ったり、一緒に過ごした時間なんて、驚くほどほんのわずかでした。


でも、強烈で、鮮明で、永遠の想いがあります。


1991年の写真。今の僕と同じ年。


この書斎のテーブルの上、文箱の中に、どこかのコースターの裏に書いた、私宛のメモがありました。


私宛なのか、どうかすら分からないですね。


僕の名前、「長松清潤」としての文章。


最後の入院の前に、きっと細くなった腕、震える手で書いていたから、誤字があります。


そして、自分の顔を切り抜いた写真が添えてありました。


忘れないように、忘れないように、生きます。


相変わらずバカですが、また会えるように、なんとか頑張ります。


南無妙法蓮華経ー。

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