2008年2月1日金曜日

『妙深寺報』 2月号

 妙深寺報、2月号が完成した。今回の内容も『最高(毎回言っている)』だ。ありがたい。

 真剣に門祖会のテーマが『時代は仏教!佛立宗!』になってしまっていた。今月の23日、24日が妙深寺の門祖会。その月に当たる寺報だから、このテーマを前面に打ち出しての内容となった。

 私の巻頭言は、すでにブログに書かせていただいた内容を添削し、『負けてはならぬ』と題して掲載した。やはり、どう考えても今年のメッセージは『負けてはならぬ』『負けん気を起こせ』なのだ。後で、またこのブログに最終稿をアップしようと思う。

 その他のコンテンツだが、お教化についての記事が多い。手を合わせることはごく普通のこと、当たり前のことで、それをしないで、それを避けて生きている人が多く、そうした人に、お寺にお参詣することを伝えて、喜んでもらえる、ということ。

 『ど真ん中の仏教』『ありそうでなかった普通のお寺』という言葉がピタッとくると思うのだが、本当にごくごく自然にお寺に来て、御題目をお唱えして、『御題目の力』『祈れること』『心を開くこと』『魂を磨くこと』『重荷を下ろせること』『謝れること』『泣けること』などを体験し、実践できるようになる。ホント、人間として当たり前の、無くてはならないことを、お寺ってできるんだなぁ、と分かってもらえる。それを生活から遠くに追いやっているから悪循環を繰り返していると気付くのだ。

 いま、寒参詣はたくさんの新しい挑戦者で溢れてる。そのお参詣者、お一人お一人が朝一番からのお参詣を喜んでなさっている。「苦行」ではなく「功徳行」として、自分のライフスタイルの中に取り入れ、それを実践することによって「ベネフィット(御利益)」を感得している。「お寺と共にある暮らし」が、本当は人間にとってしっくりくるのだ。

 寺報を、じっくりと読んでいただきたい。きっと、今の自分にとって「ピタッ」とくる内容の記事がある。老いも若きも、ベテランも初心者も、もちろんジェンダーフリーで語られるそれぞれの気持ち、心情、体験は、本当に読む者の琴線に触れる内容ばかりだ。

 特にお勧めしたいのは、佐藤家の教育について、である。佐藤家とは進之介くんのご家庭のお話で、両開き2ページにわたって特集を組んだ。「あぁ、こんな家庭っていいなぁ」と思える。ご信心が、本当に子どもの健やかな教育にとって、どれだけ大切であるかが分かる。ありがたーい記事だ。

 内容もりだくさん。清従は『世界一の寺報』を狙ってくれているから(笑)。ほんと、よく頑張りました。ありがたーい。

0 件のコメント:

妙深寺に杉野宣雄先生の大作が

杉野宣雄先生の企画展が終了し、図録も大好評をいただき感激しています。 杉野宣雄先生は京都佛立ミュージアムに見事な作品十数点を寄贈くださいました。今後数百年にわたり大切にしたいと思っています。 これらの素晴らしい作品をミュージアムの倉庫にしまっておくだけではもったいないので、貸出契...