2008年2月16日土曜日

フィレンツェ近郊を走り回り

 ひどいジェットラグで、昨日の後半はとても眠かった。
 しかし、充実していて、本当に有難い一日だったなぁ。フィレンツェに到着してから、12時間後にはご奉公に駆け回っているんだから、眠いのも仕方ない。海外弘通の先駆者である福岡御導師はいつもこういうスケジュールなのだから、若い私たちはボーッとしている訳にはいかない。息つく暇も与えてくれないのは嬉しい悲鳴だ。
 そのことを麻樹ちゃんにメールをしたら、お父さまである福岡御導師とロスへご奉公に行かれた時を思い出されて、
「海外は特にみんなお教務さんを恋しく、首を長くして待ってるんです。だから、滞在期間中、めいいっぱいご奉公がびっしり。自由時間なんて、気の聞いた配慮はありませんでした。むこうも、いいたいことや相談、随行ご奉公で精一杯なんですね」
と書いてきてくれた。
 今回は日曜日と火曜日に麻樹ちゃんに会える。日曜日はローマからフィレンツェにお参詣してくださるし、火曜日は私がローマにご奉公に伺う。こうしてイタリアにいて、連日一緒ということはないけれど、麻樹ちゃんがいてくれることでどれだけ心強いか。有難い。
 とにかく、昨日はフィレンツェ近郊をアントニアの運転で走り回ってご奉公させていただいた。それぞれ小さな街の、一人一人のお宅に伺ってお看経とお話。こんな有難いご奉公はない。
 今日は夕方にフィレンツェのお寺に行く予定。昼間はホテルの部屋にこもって、明日の御講の準備をするつもり。昨日、ご奉公しながら肌で感じたイタリアのご信者方の雰囲気を、明日の法話の中に盛り込みたい。明日の主なテーマは「エクソシスト」!たのしみ~!って僕が言うのはおかしいなぁ(汗)。

0 件のコメント:

妙深寺に杉野宣雄先生の大作が

杉野宣雄先生の企画展が終了し、図録も大好評をいただき感激しています。 杉野宣雄先生は京都佛立ミュージアムに見事な作品十数点を寄贈くださいました。今後数百年にわたり大切にしたいと思っています。 これらの素晴らしい作品をミュージアムの倉庫にしまっておくだけではもったいないので、貸出契...