2014年4月15日火曜日

法悦ということ

ブラジルから戻ってきてから、いかにブラジルで学ばせていただいたことが大きいか、噛み締めています。

コレイア御導師をはじめ、ブラジルの御導師、御講師方は、こちらの無理なリクエスト、たとえば日系人の植民地のあそことあそこに行きたい、笠戸丸が接岸したサントス港の14号埠頭に入りたい、ブラジル本門佛立宗の元気な姿を見せて欲しい等々、すべてのリクエストに応えてくださり、さらにはそのスケジュールに、せっかくだから門祖会の奉修やこちらのリクエストも入れさせてもらいたいということで、2つが重なった結果、寝る時間を削るしかないご奉公となりました。

それでも、本当に、あちらでも話をしていましたが、寂光でのお土産話というか、ギリギリまで、誠心誠意、ご奉公させていただくからこそ感じられるもの、法悦といえばおこがましいけれど、そういう何とも満たされた気持ちが有難かったです。

さて、昨日は、渡航前に危篤状態で、もしかするとブラジル出張中に帰寂されてしまうかもしれないという方のお宅にお伺いしてきました。待っていてくださって、よかったです。とにかく、もうおりますので、ご心配はいりません。90才を越えておられるし、ご家族も最近本当にお仕事でお忙しいので、昨日ゆっくりお話しできてよかったです。

体調も完全に戻りました。今日は教区御講です。

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