2011年2月7日月曜日

お別れです

ずっと一緒に、世界中、日本中のご奉公を共にしてきた、私の愛するご奉公鞄が、ついに寿命を迎えました。5年以上前、シンガポールの空港で出会いました。ノーブランドですが便利に違いないと確信しました。二度のブラジル出張も一緒でした。この鞄さえあれば、どこに行ってもご弘通ご奉公ができる。

ボロボロになりましたが、これより良いものがない。これしかありませんでした。何ヶ月か前に背面のジッパーが壊れました。一つがダメになってももう一つのジッパーで使っていました。しかし、それも外れて、ついにパックリと開いたままになってしまいました。本当に、哀しいな。

お助行から空港へ。チェックインした後、隣のお店で姜ご住職や淳香師も探してくれましたが、なかなか代わりのものはありません。諦めて出発ロビーへ。シンガポールのチャンギ空港のように、中の免税店にあるかもしれない、と一縷の希望を持って。

しかし、金浦空港の出発ロビーは、何もない。関空みたい(笑)。レストランですら、ない。小さなコーヒーショップだけ。関空みたい(涙)。ガランとしていて、せまい。関空みたい(笑)。

ただ、少しだけ商品を置いた免税店がある。パックリ開いた鞄を持って、そのお店へ。さすが、びっくりしました。

ジッパーが壊れた時、何度か鞄を探しに行きました。なかなか良いものはなかったのですが、シンガポールのオーチャードで唯一これならいいかな、と思った鞄がありました。貧乏性で買わなかったのですが、なんと、こんな小さなお店に、その鞄があったのです。

まさか、まさか、という感じですが、まったく有難い。あの、オーチャードで見た、唯一代わりになるかなと思った鞄が目の前にあるなるて。御法さまのシナリオ以外に、やはり考えられない。

大切なものでも、ずっと使っていればいつか寿命がきますよね。哀しいです。でも、そんな時に、やさしい、おはからいというか、サインというか、御法さまのこんな素敵なシナリオを感じて、心が温かくなります。


少し、小さくて、きっと前のものより不便ですが、一応荷物は入れ替えられましたから、大切に使います。今まで大活躍してくれた鞄とは、哀しいけれどお別れです(涙)。本当に、ありがとう。

いや、ボロボロになった鞄も、日本に持って帰ります。鞄屋さんを探して修理しよっと。

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